小田 僚子

あずましい生活

小田 僚子(環境都市工学科第3期2002年卒)
苫小牧市立啓北中学校
東京工業大学大学院 理工学研究科 国際開発工学専攻

 生まれてから20年間、住み慣れた苫小牧の地を離れ、東京に基盤を移して早4年目。最近はあまり時間が取れず、なかなか北海道に戻ることも難しくなってしまいましたが、帰った際は母校にお邪魔させていただき、懐かしい雰囲気を味わっております。苫小牧高専を卒業後、私は東京工業大学の土木工学科3年次に編入学し、学部卒業後は上記の専攻に所属して勉学に励んで(?)いるところです。国際開発工学専攻とは化工・機械・電気・情報・土木という多分野の系が協力し、分野の枠を越えた総合的な研究体制を敷いており、また国際協力事業団など学外の機関とも協力して国際協力の場で必要となる教育研究を行うことを目的とした専攻です。私の所属している研究室のテーマは、簡単に言えば「都市の大気環境問題」です。都市気象・都市水文・メソ気象に関して、現地観測や実験・数値シミュレーションというようなツールを用いて研究を行っています。国内はもちろん国際学会への参加が盛んで、私も英語と格闘中です。。。ちなみに修士課程卒業後は博士課程に進学予定でありまして、まだまだ学生さんです。ここ数年、高専を卒業後大学に編入学する人がだいぶ増えましたよね。私のクラスも約4分の1が進学したと記憶しております。しかし単に「進学」と言っても、進学先によって編入生の扱いがだいぶ異なりますので、編入希望の方は事前によく情報を入手しておくことをおすすめします。もちろん私も出来るだけ協力しますし、苫小牧高専の多くの先輩方は持っている情報を多分に提供してくださると思います。ちなみに最近は英語による講義が多くなっていますので、頑張ってください。
高専時代、私は“勉強と部活の両立”を第一の目標として生活していました。8歳上の従兄(土木工学科第21期)と3歳上の姉(情報工学科第5期)も苫小牧高専でお世話になっており、高専の様子は入学前から結構わかっておりました。高専は5年一貫教育で大学卒業程度の知識を養うというだけあって、高校と比べてレポート等の提出もしっかりしています。そのため入学当初、気を引き締めて学業に取り組もうという目標を立てました。また、勉強するだけの日々では疲れてしまうので、息抜きできる時間が必要だと思い、部活にも励もうとバドミントン部に所属しました。こうして私の高専生活がスタートし、終始この姿勢を変えず、卒業までたどり着いたように思います。授業が終わったら部活に行くという毎日でした。部活にばかり行っていたので、考えてみればあまり遊んでいなかったなと、今になって思いますが、それはそれでかなり充実した毎日を過ごしていました。編入してからは残念ながら部活に所属する時間を作ることができずにいますが、高専時代に培った体力と精神力で、苦しい時もなんとか乗り越えられているように思います。
 私は高専生であってつくづく良かったなぁと思っています。先程も述べましたが、学業に関しては、大変ではありますが逆に言えば日々の授業や課題に取り組んでいれば、頑強な基礎をつくることができるということでもあります。大学に編入学後、高専での授業はかなりしっかりしているなと感じました。大学では、時間の制約もあると思いますが、授業がこんなに懇切丁寧に展開されることは非常に稀です。また、高専は全国に存在しますので、割とどこに行っても、意外なところで高専生に出会えます。そして高専生というだけで、お互いなんとなく仲間意識が芽生えたりします。自分達が想像している以上に、高専ネットワークは存在していますよ。
 繰り返しになりますが私は未だに学生をしているので、社会に出てどうのこうのという話はできません。これと言ってアドバイスできることもあまり思いつかないのですが、強いて言えば「何か楽しめることや目標を1つでも持って生活してください!」ですね。目標が達成できればもちろんのこと、達成できなくても、卒業後に当時を振り返ってみた時、はっきりとした思い出として何かが残っているものだと思います。
楽しく実りある高専ライフを送ってくださいね♪
あ、言い忘れました。女の子でも大丈夫ですよー☆ やっていけます。

004_01large
5年 春季体育大会ソフトボール優勝記念

004_02large
卒研(土質研)の仲間
池浦先生・中村先生お世話になりました。

004_03large
大学編入当初 キャンパス内の桜は結構キレイ♪