例年,小・中学生から社会人までを対象に行われており,今年度は7月27日から7月31日にかけて8講座を開講しました。
今年度は合計で169名の受講者があり,多くは苫小牧市内からの受講者でしたが,白老や千歳近隣地域から,なかには札幌からの受講者もいました。また,何年も連続で受講されている小・中学生も多数見受けられました。
講座後のアンケートでは,9割以上の受講者から「とても満足」,「ほぼ満足」との回答をいただきました。受講された小・中学生の中には「高専に興味を持った」との回答も多数あり,入学者確保の一助になったとも考えています。
【小・中学生のためのコンピュータ入門講座】
小・中学生を対象とした内容で,ネットワーク利用のための基礎知識やマナーを中心とした講義が展開されました。どの受講者も意欲的で,正しい知識を吸収しようとする姿勢が伝わってきました。また,本校施設を見学したり,図書館で利用者カードの発行も行いました。休憩時間中の受講者との雑談などでは「また高専に来たい」,「来年度も公開講座に参加したい」などの話題が出たことから,受講者は本校に興味を持っていただけたようです。
【小・中学生のためのつくってみよう講座】
小・中学生を対象とした内容で,「レーザ加工機を使ったものづくり」と「紙飛行機の製作」についての講義が展開されました。紙飛行機製作では,遠くへ飛ばすため試行錯誤する中で,ものづくりの面白さを実感してもらえました。なお,他の機械に興味を示す受講者もおり,説明などを通じて,「ものづくり」に興味を持っていただけたようです。
【小・中学生のための楽しい電気電子工作室】
「メロディー時計キット」を使用して,パソコンでオリジナルメロディーを作曲でき,本体に転送して楽しめる時計を製作しました。大半の受講者が半田ゴテの使用が初めてであったことで作成に時間がかかり,メロディー制作までできなかったのは残念でしたが,代わりにデモ用の音楽で使用したことで,大変満足していただけたようです。
【中学生のための化学実験講座】
12テーマの化学実験(従来のテーマに新たに2つテーマを追加)を用意し,受講生が午前,午後にそれぞれ1テーマの実験を行いました。実験の中には,中学校の理科で学習していない事項もありましたが,「化学実験を十分に楽しんだ」との声が多く,化学への興味が増したようです。
【小学生のための夏休み理科教室】
「気体と圧力」をテーマに「教訓茶碗」,「吸盤」,「手袋のオブジェ」,「水がこぼれないコップ」作りを行いました。この工作を通じて,「我々の周りには空気があること」,「大気圧は非常に大きいこと」などについての理解が深まったようです。
【小学校高学年のための特設理科教室】
前年度から開講された講座で,例年開講している理科工作教室の応用編と位置づけ,小学校高学年向けに内容を設定して講義が展開されました。今回は「洗剤の性質を調べる」をテーマに,洗剤を使用したさまざまな実験を行い,「表面張力」,「洗剤と水の関係」などについての科学的な知識を深めることができたようです。
【小学生のための夏休み英語教室】
前年度に引き続き本校の外国人留学生をアシスタントにして行われました。英語による自己紹介を兼ねた簡単な挨拶練習の後,校内地図と学習表を配布し,目印が書かれた場所に受講者自身が移動し,英語で書かれた看板やポスターを見つけ,その英語表現をその場所の状況や日本語表現から学ぶことを体験させました。その後,英語と日本語による動物の名称や鳴き声等についての勉強を行いました。留学生との交流や文化紹介を通じて,英語への理解が深まっただけでなく,異文化への理解も進んだようです。
【基本情報処理技術者試験受験講座】
今年度の受講者は一般の参加者が2名,本校の参加者が8名でした。資格取得に向け,演習問題に取り組み,講師の解説に耳を傾けていました。今後の資格試験に向けて,有意義な5日間になったようです。