平成21年度ニュージーランド派遣協力

EIT派遣事業での新たな試み

物質工学科 准教授 甲野裕之

eit2009000
本校と国際学術交流を提携しているイースタン工科大学(EIT)への派遣事業も、今年で4年目を迎えた。今回、従来の語学研修に加え2つの新たな試みを行ったので、それらを以下に報告したい。

現地中学生による研究ポスター発表会の審査
研究テーマは「どのコーラが釘を一番錆びさせるのか?」「ブーツとスニーカーはどちらが良く飛ぶか?」といった一見遊びと思われそうなものばかり。教科書に載っているような内容ではなく、型にはまった日本人では子供でさえ思いつかないようなユニークなテーマ設定に、独創性を重んじる教育を感じさせられた。
しかし、テーマは遊びのようでも、その手法と分析は科学の基本を押さえた本格的なもので、ポスター発表は極めて洗練されていた。年下の学生が繰り広げるレベルの高いプレゼンテーションに、審査員として参加した本校学生も強い刺激を受けたことだろう。
eit2009001eit2009002

現地小学校での理科実験教室の開催
現地の小学4年生25名を対象に、本校の出前実験教室で行っている「スライムを作って遊ぼう」、「炭電池を作ろう」を実施した。勿論英語で、である。
当日に向け、本校の学生は入念な準備をした。当然ながら、英語の苦手な者もいた。それでも、彼らの努力と「伝えたい」という熱意が大きく寄与し、帰国後に実施小学校から「来年も来て欲しい」と言われるほどの出来栄えであった。私は、本校の学生の持つ可能性を目の当たりにし、大変嬉しく、誇らしい気持ちになった。
この他にも、語学研修やホームステイを通し、短期間で多くの「新しいこと」に出会い、多くの「学び」を得た学生達。今後、更なる飛躍を見せてくれることを私は期待している。そして、そんな彼らの成長に「頑張ろう」という気持ちをもらった私にとっても、大変有意義な17日間であった。
最後に、本事業をご支援してくださった高専協力会ならびに苫小牧工業高等専門学校、EITの関係者各位にこの場を借りて感謝の気持ちを申し上げたい。
eit2009003eit2009004eit2009005
 

NZ研修を終えて

情報工学科5年 玉井伸幸

eit2009006学生9名、教員1名の計10名で、7月24日から8月9日までの17日間、NZに行ってきました。
実際にネーピアに行き、ホームステイをしたり、学校で外国人と一緒に英語の授業を受けたり、タイやインドの人に、そこの国の言葉を教えてもらったり、台湾人とバスケットやキャッチボールをしたりと、日本では体験できないようなことがたくさん体験でき、楽しく、また、夢のなかにいるようでもある日々を過ごすことができました。
eit2009007また、今回の派遣では、ネーピアの小学生に実験を披露する企画がありました。実験は「炭電池」と「スライム作り」の2つがあり、実際に子供たちと一緒にやってみるとすごく喜んでもらえて、こっちまで嬉しい気分になりました。
研修が終わり、ホームステイ先を出る日は、名残惜しくて、朝早く起きてしまって、ipodで音楽を聴きながら、NZでの日々をしみじみ振り返っていました。すこし涙も・・・
英語はあまり理解できなかったし、うまく自分の気持ちを伝えきれなかったけど、僕と堂君をやさしく迎えてくれたホーストファザーとホーストマザーには感謝しています。また、いつか、会えればいいな・・・

 

ニュージーランドに行って

物質工学科3年 山田真里亜

eit2009008今考えると、私は本当にニュージーランドへ言って英語を話していたのだろうか、という感じがします。普段は日本語を話しているので、実際変な感じです。
ニュージーランドは遊びもありましたが、勉強もありました(派遣の目的は勉強なのですが・・)。そこで私は初めて英語の授業を英語で受けるという苦痛を体験しました。上のクラスだった藤田さんや須藤くんはもっと大変そうでした。
ホストファミリーについてですが、私のホストファミリーはジャンさんというおばあちゃんとバッジというインコでした。そこにはテレビもなく、一緒に行ったメン
eit2009009バーのホームステイ先とは離れたところにありました。自由がきかないため、いやだと思ったこともありましたが、ジャンさんが教会へ連れて行ってくれたおかげで、インド人のサムなど友達ができました。
ニュージーランド派遣のメンバーでやり遂げた大きな行事は、小学生と一緒に行なう科学実験でした。その中で、ニュージーランドの子供たちは、日本の子供たちの違って静かだという印象を受けました。しっかり人の話を聞き、楽しそうに実験をしている姿を見てうれしくなりました。
今回のニュージーランド派遣メンバーはいい人ばかりで、とても楽しかったので、参加できてよかったと思います。