苫小牧工業高等専門学校
開校60周年記念事業
Project
寄附のご案内
本校は教育体制、施設設備ともに社会の要請、時代の変化に応じながら、これまで多くの本科卒業生、専攻科修了生を送り出してまいりました。今後も学校をとりまく状況は日々変化していくことと思いますが、その変化に適応し、社会の発展に寄与する人材を輩出してくためには、一層の学生支援の充実が必要と考え、開校60周年の節目を迎えるにあたり、皆様に学生支援基金へ寄附のご支援をいただきたくお願い申し上げます。
学生支援基金は本校開校50周年時に苫小牧高専協力会、苫小牧高専同窓会樽前会、苫小牧高専後援会をはじめとする多くの皆様からの寄附により開校された基金です。これまでの10年間は学生の研究発表に関する支援、学生の国際交流に関する支援を軸に活用させていただき、多くの学生が貴重な経験を得ることができたと感じております。学生の研究発表、海外派遣は今後もさらに重要度を増すと考えられ、本校では支援の拡充を計画しております。
このため、繰り返しで恐縮ですが、金額の多少に関わらず一人でも多くの方々にご賛同そしてご協力いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
1.目的および主な使途と期待する効果等
苫小牧工業高専門学校学生への教育研究支援のため。
1.学生の研究発表に関する登録料・旅費の支援:発表機会の増加、スキル向上
2.学生の国際交流に関する物品購入・旅費の支援:国際性の涵養、語学力向上
2.寄附金の額
個人:1口 5,000円/法人:1口 10,000円
※口数は任意です。
3.寄附の期間
令和6年4月〜令和6年10月
Webによる寄附
専用サイトから手続きいただけます。Web申込フォームからお申し込みください。
銀行振込による寄附
寄附金申込書(60周年記念)に必要事項を記入いただき、下記連絡先まで、送付またはFAX願います。
申込書の受領後、振込口座情報等を郵送いたしますので、お振込みをお願い致します。
※お振込の際に手数料が発生する場合は、ご負担くださいますようお願いいたします。
個人情報の取り扱い
御寄附に伴い取得した個人情報は、本事業のみに使用し、規則に基づき厳正に管理します。
寄附金の税法上の取り扱い
この寄附金は、法人の場合、法人税法上の損金算入ができ、個人の場合は、所得税法上の寄附金控除が受けられるものです。確定申告に際して本校発行の寄附金受領証明書が必要となりますので大切に保管願います。
なお、お住まいの都道府県・市区町村が、条例で本校(独立行政法人国立高等専門学校機構)を寄附金控除の対象としている場合、個人住民税も寄附金控除の対象となります。
紺綬褒章への申請
一定額以上の私財を公益のためにご寄附いただいた方に対し授与される紺綬褒章について、寄附者様のご意向を確認の上、文部科学省に申請いたします。(個人500万円以上、法人・団体1000万円以上)
連絡・お問い合わせ先
苫小牧工業高等専門学校 総務課
電話:0144-67-8000
FAX:0144-67-0814
e-mail:kikaku@tomakomai-ct.ac.jp
イベントのご案内
記念講演会の開催
開校60周年を記念して、令和6年12月に講演会を開催いたします。
苫小牧市をはじめ近隣自治体の皆様、高専協力会をはじめとする地域企業の皆様、
同窓生の皆様、教職員OBの皆様のご来場をお待ちしております。
日時等の詳細が決まりましたら、
本ページにてお知らせいたしますので、お待ちください。
苫小牧工業高等専門学校これまでのあゆみ
60年の歴史を振り返ります。
- 1963年12月
- 苫小牧市に苫小牧工業高等専門学校設置決定
- 1964年4月
- 苫小牧工業高等専門学校設置
〔国立学校設置法の一部を改正する法律(39.3.27法律第9号)〕
開校当時は「機械工学科」「電気工学科」「工業化学科」の3学科体制でした。
仮校舎は苫小牧市立弥生中学校とし、仮寄宿舎は苫小牧市より元苫小牧市職員寮を借用し運用しておりました。 -
開校式並びに第1回入学式挙行機械工学科44名、電気工学科42名、工業化学科39名、合計125名の学生が入学しました。
- 1964年10月
-
第1回高専祭開催テーマは「進め高専」でした。前夜祭では行灯パレードを行い、市内を練り歩きました。
その他、弁論大会、合唱コンクール、演芸、バザー、体育行事が行われました。
- 1965年4月
- 苫小牧市立弥生中学校仮校舎から新校舎へ移転
- 1967年10月
-
校舎落成記念式典挙行3期にわたる校舎の工事が完了して、校地環境整備が一段落しました。
これを記念し、校舎落成記念式典が挙行されました。また同日、校歌が制定されました。
- 1969年3月
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第1回卒業証書授与式挙行
第1期生卒業生は96名でした。
- 1969年4月
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土木工学科設置
〔国立学校設置法施行規則の一部改正(文部省令第8号)〕土木工学科が設置され、既存学科と合わせて4学科となりました。
- 1974年10月
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開校 10周年記念式典挙行
記念式典のほか、記念誌として「十年の歩み」を発行しました。
- 1983年11月
- 福利施設オープン名称は92通の応募の中から選ばれ、「鵬翔会館」となりました。
- 1990年4月
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情報工学科設置
〔国立学校設置法施行規則の一部改正(文部省令第6号)〕情報工学科が設置され、既存学科と合わせて5学科となりました。
- 1993年4月
- 苫小牧工業高等専門学校協力会発足地元産業界と本校の緊密な協力関係を形成し、本校の教育研究の一層の充実と振興を図り、併せて、地元産業のための技術開発支援及び技術者再教育などの事業を通して地域社会の発展に寄与することを目的として創設されました。主に苫小牧市及び近隣地域の企業が会員として加入しています。
- 1996年4月
-
地域協同センター設置地域産業界との連携を図るため、地域協同センターを設置しました。
また、地域企業との技術相談等の打ち合わせのために技術相談室を開設しました。
- 2000年4月
- 地域共同研究センター設置地域協同センターを発展改組し、地域共同研究センターを設置しました。同年10月には、建物としての「地域共同研究センター」が竣工しました。各種試験装置、分析装置を備えた当センターは、地域企業との共同研究など、本校の教育研究活動に活用されています。
- 2002年4月
- 女子寮(楓和寮)竣工記念式典学生、教職員から名称案を募り、入寮予定の女子学生を中心とする女子寮設立準備委員会によって「楓和寮」が選定されました。楓和寮完成に伴い、遠隔地通学していた女子学生たちの身体的・金銭的な負担が軽減されることとなりました。
- 2003年4月
- 専攻科(電子・生産システム工学専攻、環境システム工学専攻)設置本科における5年間の教育課程の上に、より高度な専門知識と技術を教授し、創造的な研究開発や先端技術に対応できる人材を育成するために設けられた2年制の課程として、専攻科を設置しました。
- 2004年4月
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独立行政法人国立高等専門学校機構苫小牧工業高等専門学校へ移行
〔独立行政法人国立高等専門学校機構法(15.7.16法律第113号)〕独立行政法人国立高等専門学校機構法の施行によって、全国の国立高等専門学校が一個法人に移管されました。
- 2006年8月
- 学生の海外派遣研修開始(ニュージーランド)この年から学生の海外派遣研修がスタートしました。
- 2009年2月
- 技術教育支援センター設置各学科の所属であった技術職員を組織化する「技術教育支援センター」が発足しました。
- 2013年4月
- キャリア教育センター設置学生が将来の具体的な進路を設計したり、進路実現のための準備をすることを支援する組織として、キャリア教育センターを設置しました。
- 2016年4月
- 創造工学科設置地域・社会のニーズである「次世代起業人材」ならびに「次世代技術系人材」を養成するため、教育システムの見直しを行い、従来の5学科を1学科5系に再編統合しました。
- 2018年10月
- 苫小牧工業高等専門学校サテライト「C-base」開設苫小牧経済センタービル内に、本校の技術経営相談窓口となる苫小牧高専サテライト「C-base」を開設しました。
- 2021年4月
- 専攻科2専攻(電子・生産システム工学専攻・環境システム工学専攻)から創造工学専攻へ改組本科での教育を基礎に柔軟な分野融合を可能にし、かつより高度な教育を展開するため、従来の2専攻から1専攻に改組しました。
豊かな人間性および自主自律の精神を育成し、
技術者に必要な知・徳・体の
バランスのとれた成長を促し、
これからも社会の発展のために活躍できる
人材の育成に力を注いでまいります。