お知らせ

第56回高専祭を開催しました

2021年12月22日(水)

 12月18日(土),19日(日)に第56回高専祭を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたので,2年ぶりの開催です。今年度についても,感染症拡大防止の観点から,保護者や卒業生も含めた外部への一般公開を行わず,学生のみの参加としたため,これまでとは異なった開催形態となりました。
 今年度の高専祭のテーマは「高専祭楽しまないのやめてもらっていいですか」です。このテーマには「コロナ禍で1人1人の距離が広がってしまった今だからこそみんなで一致団結して高専祭を楽しもう」という意味が込められているそうです。
 今年度は,校舎で1・2年生の各クラスによる「ピタゴラスイッチ」制作展示,3年生各クラスによる体験型アトラクション,各部・同好会の発表展示,各専門系の特色を紹介する学科展が実施され,体育館では書道部や吹奏楽部,演劇部などによるパフォーマンスやバブルロワイヤル,コスプレコンテストといったイベントが開催されました。
 今年度初めて実施されたバブルロワイヤルは「バブルボール」と呼ばれる直径1.5メートルほどの空気が充填されたボールを被り,3人一チームで競技時間内に相手チーム全員をフィールド外に押し出すか,時間切れで残っている人数が多いチームが勝ちというルールで行われました。
バブルボールを通した視界はあまり良くないのか,勢いよく同士討ちするシーンも時折見られ,会場は非常に盛り上がっていました。
 例年は学生による屋台が多く出店されるところですが,今年度は代わりに専門の業者を招いて樽前広場に屋台が開設されました。たこ焼きや焼き鳥,チョコバナナなどが出品され,寒空の中途切れることなく行列が続いていました。
 今年度の高専祭は,一頃より落ち着きを見せているとはいえ,コロナ禍における高専祭の開催形態を模索した結果,一般公開を行わないという初の試みとなりました。まだまだかつてとすべて同じというわけにはいきませんが,新しい生活様式に順応しながらも,少しずつ日常のさまざまを取り戻して行ければ良いと考えています。




入試説明会でのご質問にお答えします

2021年12月21日(火)

 令和3年10月2日(土)~10月30日(土)の期間中,苫小牧,札幌及び千歳に会場を設け「令和4年度入学試験に関する説明会」を実施しました。
 全体で中学生・保護者等約440名の参加があり,学校概要及び入試に関する説明を行いました。
 多くの中学生・保護者の方にご参加いただき,教職員一同感謝申し上げます。
 各会場とも説明会終了後は参加者から多くの質問が寄せられ,本校及び入試制度を知っていただき,疑問点を解消していただく良い機会となりました。
 一方でオンライン上のアンケートへもいくつか質問をお寄せいただきましたので,この場でお答えさせていただきます。回答が遅くなり恐縮ですが,皆様の進路選択の一助となれば幸いです。
 入試に関してご質問がある場合,学生課教務係(0144-67-8001)までお気軽にお問い合わせください。

★ご質問及び回答の内容はこちら

「高専インカレチャレンジ第二弾」で最優秀賞受賞

2021年12月16日(木)

 フロンティアコースの山田幸奈さん(5-4)と長谷川翔音君(4-5)が「高専インカレチャレンジ第二弾」(SMBC日興証券株式会社主催)に参加しました。
 10月3日(日)の開会式でスタートした「高専インカレチャレンジ第二弾」では,異なる高専の学生でチームを組み,約2ヶ月の期間をかけて,イオン株式会社から提供された課題の解決に挑みました。期間中,各チームはオンラインでの議論を重ね,高専OBの起業家であるメンターの助言を受けながら,課題解決のアイデアを練り上げ,プロトタイプの作成を行いました。
 12月12日(日)にオンラインで開催された最終審査会では,全7チームがプレゼンを行いました。本校から参加した2名の学生は,それぞれチームを代表して自分たちが考えたアイデアを,分かりやすく,熱意をもってプレゼンしました。審査の結果,長谷川翔音君が所属するチームEが最優秀賞を受賞しました。
 今後の更なる活躍を期待しています。



苫小牧高専サテライトオフィス「C-base(シーベース)」が生まれ変わりました!

2021年12月15日(水)

 2018年10月より,苫小牧市と苫小牧商工会議所の協力のもと,苫小牧経済センタービル2階に技術相談窓口C-baseを設け,様々な相談等に対応してきましたが, 2021年4月より相談スペースを同フロア内にある約4倍の広いスペースに移転しています。
 なお,国立研究開発法人科学技術振興機構「SCORE大学推進型(拠点都市環境整備型)事業」の採択を受け,C-baseで起業支援(プレインキュベーション)の機能強化を行い,2021年12月より運用を開始しています。このことにより,以下の機能がさらに充実されます。
 また,これまで同様に技術相談についても随時専門CDが対応しておりますので,お気軽に相談にきていただければと思います。

① 起業したい人たち等の「たまり場」としての機能
 (利用者同士の情報共有や意見交換,ゆったりと相談可能)
② フリーアドレスのデスクおよびミーティングスペースとミーティングBOXを整備
③ アントレプレナー(起業家)教育の企画と実施

※詳細については,以下URLを参照ください。
https://www.tomakomai-ct.ac.jp/collaborate/consulting

本校創造工学科機械系の二橋創平教授がニューヨーク・タイムズの気候変動に関する記事に制作協力しました

2021年12月15日(水)

 創造工学科機械系の二橋創平教授が,ニューヨーク・タイムズの気候変動に関する記事に制作協力しました。この記事では,世界中の193カ国における気候変動の影響がわかりやすくまとめられています。二橋教授はこの記事の日本の箇所に制作協力しました。またこの記事では二橋教授の論文
Nihashi, S, N. T. Kurtz, T. Markus, K. I. Ohshima, K. Tateyama, T. Toyota (2018), Estimation of sea-ice thickness and volume in the Sea of Okhotsk based on ICESat data, Annals of Glaciology 59(76pt2) 101-111
が引用されています。

記事のリンク
https://www.nytimes.com/shared/opinion/world-on-fire/japan.html
(無料登録しないと見られません)

冬季体育大会を実施しました

2021年12月14日(火)

 12月9日(木)に,令和3年度冬季体育大会を実施しました。6月に予定されていた春季大会が新型コロナウイルス感染症再拡大の影響により中止となったため,今回が今年度初めての体育大会となりました。実施にあたっては,密を避けるため開会式を放送で行う,競技時以外は各ホームルームで待機する,各会場の入口では手指消毒を実施するなど,新しい日常に則した感染症対策を十全に行っています。
 実施競技は屋内競技のみではあったものの,当日は雲一つない快晴に恵まれ,3か所の会場いずれにおいても,学生たちが楽しく真剣に競技に打ち込む姿が見られました。
 最終的に,総合優勝は5年1組,準優勝は3年2組,3位は2年2組という結果になりました。また,幸いにも大きな怪我人を出すことなく大会を終えることができました。



「令和3年度北海道工学教育協会研究集会」を実施しました

2021年12月10日(金)

 12月9日(木)に,『ニューノーマルにおける理工系教育』に関する研究集会を実施し,道内各教育機関と産業界との連携を密にすることで,工業教育の振興を図ることを目的として,「令和3年度北海道工学教育協会研究集会」を実施しました。
 本研究集会は,北海道工学教育協会会員(11機関)及び苫小牧高専教職員を対象としております。なお,感染症の影響を考慮し,ハイブリット方式にて開催し,参加者は会場参加が22名,オンライン参加が26名となりました。
 本研究集会では,3名の講演があり,苫小牧高専創造工学科教授の村本氏より「ニューノーマルにおける高専の工学教育」に関して,北海道科学大学工学部機械工学科教授の竹澤氏より「「出口における質保証」に連動するデータ駆動型理工学教育とは」に関して,北海道大学大学院工学研究院副研究院長の泉氏から「ポストパンデミックにおける日本の工学教育」に関して講演をいただきました。
 発表後には活発に質問が飛び交い,工業教育の進行に関する一定の交流は深められたことから,当初の目的を達成できたと考えております。
 ハイブリット方式での実施となり,いろいろ準備段階で不手際もありご迷惑をお掛けする中,御協力してくださった各機関の関係者の方々に,この場を借りて改めてお礼申し上げます。

【開催挨拶 北海道工学教育協会会長 瀬戸口氏】(オンライン)

【講演① 苫小牧高専創造工学科 村本教授】

【講演② 北海道科学大学工学部機械工学科 竹澤教授】

【講演③ 北海道大学大学院工学研究院 泉副研究院長】(オンライン)

【閉会挨拶 苫小牧高専 小林校長】

本校専攻科生が研究発表会で優秀発表賞を受賞しました

2021年12月08日(水)

 日本セラミックス協会東北北海道支部研究発表会(オンライン開催,11月18日(木)および19日(金))にて,創造工学専攻1年の岩﨑天河君が下記研究題目で発表し,「優秀発表賞」を受賞しました。発表件数46件のうち,研究内容と発表技術が優れた上位8名に与えられたものです。発表者のほとんどが大学院生という中での受賞であり,今後もさらなる活躍が期待されます。

受賞研究題目:「可視光応答型二酸化チタンを用いた色素増感型太陽電池の作製に関する研究」
発表者氏名:岩崎天河,古崎 毅,長尾昌紀,照井文哉

「苫小牧高専地域連携シンポジウム2021」を開催しました

2021年12月08日(水)

 12月3日(金)に,グランドホテルニュー王子にて感染症対策を行った上で「苫小牧高専地域連携シンポジウム2021」を2年ぶりに開催し,苫小牧高専協力会会員企業の方々や,本校教職員・学生等,約120名が参加しました。
 本イベントは,地域・社会に向けて本校が取り組む諸活動の発表や報告等を行い,今後の教育研究活動及び産学連携活動の発展に繋げるとともに,本校と地域企業の連携強化を図ることを目的として実施しているものです。
 今年度はアングルトライ株式会社 代表取締役 手島氏を招いて講演を実施しました。手島氏からは,「データサイエンスとDX~ものづくりにおける不確実性の低減」をテーマに講演をいただきました。
 講演終了後,教員研究成果発表として,都市・環境系 松尾准教授から「インフラ構造物の維持管理に関する調査研究」を行っていただきました。
 教員研究成果発表終了後,引き続きポスターセッション形式で専攻科1年生29名による研究発表が行われ,参加者からの様々な質問に対して,熱心に研究内容を説明していました。
 参加企業等を対象としたアンケートでも,「興味深い内容だった」,「専攻科1年生のポテンシャルは極めて高い」等のコメントがあり,おおむね好意的な評価・感想でした。

【会場の様子】



「第二回Startup Weekend Tomakomai」に本校学生が参加しました

2021年12月07日(火)

 12月3日(金)~5日(日)の3日間,「第二回Startup Weekend Tomakomai」がCOCOTOMAラウンジにおいて開催され,本校から6名の学生が参加しました。
 Startup Weekendは,世界中で数十万人が参加しているスタートアップ体験イベントであり,金曜日の夜から日曜日までの計54時間で,仲間づくりをしながらアイデアをカタチにするための方法論を学び,スタートアップをリアルに経験することができます。
 最終日には,全7チームが3日間で積み上げてきた成果を発表し,審査の結果,本校4年1組(機械系フロンティアコース)の武藤遥来君が所属するチームが見事優勝しました。
 参加した学生の今後の活躍を期待しています。