お知らせ
【北海道4高専特別合同企画体験教室】9月9日(土)札幌で中学生向け半導体体験教室を開催します!
2023年08月31日(木)
※ | 多数のご応募をいただきありがとうございます。抽選を行うことが決定しました。 また、大好評により、定員を5名増やしました! |
数年前から世界中で起きている半導体不足については、皆さんもニュースなどで耳にしていると思います。
半導体はスマートフォン、ゲーム機、自動車、冷蔵庫やエアコンなど日常にある様々な製品に使用されておりモノづくりや現代の生活に欠かせないものとなっていますが、製品の中でどのような働きをしているのか、また、どんな形をしているのかなど、半導体について知る機会はあまりありません。
そこで、中学生の皆さんに半導体がどのようなものかを知ってもらう機会として、北海道にある4高専(函館、苫小牧、釧路、旭川)が共同で、高専の学生による半導体に関する体験教室を開催することといたしました。
体験教室では「半導体とは?」「半導体で実験してみよう」「半導体に触れてみよう」など、半導体に関する様々な実験や体験を行います。開催日時等の詳細は以下のとおりですので、半導体がどのようなものか興味がある方、モノづくりに興味がある方、実験をしてみたい方など、皆さんの参加をお待ちしています。
【開催概要】
- 対象者:中学生 【
定員15名→大好評により定員を20名としました】※保護者・教員の方々も見学いただけます - 開催日時:令和5年9月9日(土) 10:00~11:30
- 開催場所:ホテル札幌ガーデンパレス2階「白鳥の間」(札幌市中央区北1条西6丁目)
- 申込方法:Formsからの事前申込み(応募者多数の場合は抽選となります)
- 申込締切:令和5年9月1日(金)17時
- その他:当日は、新聞社やテレビ局の取材も行われる予定です。インタビューや撮影へのご理解とご協力をお願いいたします。また、当体験教室の様子、参加者が映りこんだ映像や写真が、各メディア・SNS等にて放送・配信・掲載される可能性がありますのでご了承願います。
※ | 当日(9月9日(土))は13:30から、北海道大学理学部5号館にて「道内国立高専合同学校説明会」を開催しますので、ぜひご参加ください。 詳細はこちら |
タイ・カセサート大学低学年派遣研修 帰国しました
2023年08月31日(木)
8月27日(日)、タイ・カセサート大学低学年派遣研修より20名の学生が全員無事に帰国しました。引率教員より、研修後半から帰国までの様子をお知らせいたします。
8/23(水)
研修3日目はバンコクの中心部を走る電車BTS(スカイトレイン)の本社を訪ねました。
派遣学生たちは管制センターや車両基地へと案内され、運行管理の方法や、倉庫内の設備、車両のメンテナンス等について説明を受けました。
午後は王宮の見学に向かいました。タイ国内にある宮殿の中でも最も権威のあるこの王宮には、歴代の王によって建てられた豪華な建築物が立ち並んでいます。入場と同時に、そのスケールの大きさに派遣学生たちから驚きの声が上がりました。前日に王宮訪問のマナーを学んでいたため、全員がドレスコードを守り、王室への敬意をもって王宮内を見学することができました。
8/24(木)
4日目の午前はタイ料理のクッキング研修です。メニューは「ソムタム(青パパイヤサラダ)」でした。カセサート大学の学生さんから作り方の説明があり、一人ずつ指示を受けながらドレッシング作りに取り組みました。派遣学生たちは自分が作ったソムタムに「美味しい」と笑顔を浮かべていました。
午後は「言語コミュニケーション」の授業に参加しました。タイ語の発音や文法について学んだ後、タイ人の学生5人に対し派遣学生1人のグループが作られ、各グループで自己紹介の仕方などタイ語のレッスンが行われました。
8/25(金)
カセサート大学での研修最終日、午前は数学の授業に参加しました。
午後は工学部の各研究室(情報工学、IE/インダストリアルエンジニアリング、ロボット工学)の研究室を訪問し、各種実験器具や自律型無人潜水機、最新の協働ロボットなどを見せていただきました。
夜はカセサート大学の学生によるお別れパーティが開催されました。最初にカセサート大学の学生たちからムエタイの型や伝統舞踊が披露され、派遣学生たちは折り鶴を作成・プレゼントしました。
8/26(土)
出発日はアユタヤを観光しました。象乗り体験のほか、ワットヤイチャイモンコンでは涅槃仏を参拝し、ワットマハタートでは木の根元にある仏頭などを見学しました。
8/27(日)
全員が無事に帰国しました。研修の機会をくださったカセサート大学のみなさんに感謝しています。ありがとうございました。
令和5年度オープンキャンパスを開催しました。
2023年08月30日(水)
8月5日(土)および6日(日)に,本校においてオープンキャンパスを開催しました。
今年度のオープンキャンパスは令和元年度以来4年ぶりに人数の制限を設けずに開催し,中学生とそのご家族,中学校の先生等併せて2日間で約740名の方々にご参加いただきました。
オープンキャンパスでは学校概要説明や入試過去問題解説のほか,学生寮見学,各専門系による実験等の体験ができるコーナーである「体験コーナー」および実験の観察・研究結果の見学ができる「実験・展示コーナー」が設けられ,参加者からは「学校設備,授業内容等高校では味わえない専門分野に特化した学校で素晴らしかった」「子どもがのびのびと成長できる環境が整っていることにとても魅力を感じる」「体験の際に,在校生が親切に説明してくれて楽しく受けることができました」等のご意見をいただきました。
ご参加いただいた皆様には,あらためてお礼申し上げます。
なお,本校では今後も,9月および10月に入学試験に関する説明会を開催いたしますので,本校入学をご検討の皆様におかれては,ぜひご参加ください。
(9~10月の入学試験説明会についてはこちらをご確認ください)
令和5年度道内4高専合同入試説明会を開催します
2023年08月29日(火)
道内4高専が合同で開催する入試説明会を札幌で開催いたします。
日 時:令和5年9月9日(土)13:30~16:10(受付は13:00から)
場 所:北海道大学理学部5号館(札幌市北区北10条西8丁目)
申込方法:対面での参加は事前の申し込みは不要です。直接会場までお越しください。
オンラインでの参加を希望する場合のみ、以下のフォームからお申し込みください。
【申込フォームリンク(申込期間:令和5年8月7日(月)~9月4日(月)】
※期間を延長しました。
https://mirai-compass.net/usr/askkosmh/event/evtIndex.jsf
※詳細はリーフレットをご確認ください。
令和6年度入学試験に関する懇談会を開催します
2023年08月28日(月)
◆令和6年度入学試験に関する懇談会[中学校教諭対象]
中学校の進路指導担当教諭及び第3学年学級担任教諭等を対象に,下記日程にて高専制度,本校の現況,令和6年度学生募集要項の説明等を行う懇談会を開催します。
本校では,令和4年度よりWeb出願システムを導入しており,出願手続の一部が変更となっております。また,令和6年度入試(推薦選抜)より従来の「学校長推薦」に代わり「自己推薦」制度を導入いたします。自己推薦制度の詳細や出願書類の内容変更等についてもご説明いたしますので,ぜひ参加くださいますようお願いいたします。
参加をご希望される場合は,申込フォーム(こちら)から必要事項のご登録をお願いいたします。申込期限は9月29日(金)までとなっております。
◆開催日時及び会場
会 場 | 日 時 | 場 所 |
---|---|---|
苫小牧 【対面】 |
10月4日(水) 16時00分~17時00分 |
苫小牧工業高等専門学校 3F:大講義室 |
苫小牧 【Web】 |
||
札幌 【対面】 |
10月5日(木) 15時00分~16時00分 |
北海道立道民活動センター(かでる2・7) 10F:1010会議室 |
※3会場のいずれに出席いただいても結構です。
※各会場(Web含む)とも開始30分前から受付を開始します。
※Web会議のURLは申込フォームにご登録いただいたアドレスにご連絡いたします。
令和6年度入学試験に関する説明会を開催します
2023年08月28日(月)
本校の入学試験に関する説明会を道内3地区で開催します。
開催日時等 | 下記【日程表】のとおりです。 |
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内 容 |
|
対 象 | 中学生及びその保護者等,中学校等の進路指導担当教諭等 |
申込方法 | |
問合せ先 | 苫小牧工業高等専門学校 学生課教務係 〒059-1275 苫小牧市字錦岡443番地 TEL 0144-67-8001 FAX 0144-67-8031 E-Mail:kyomu@tomakomai-ct.ac.jp |
【日程表】
開催地区 | 日 時 | 会 場 等 | 申込期間 |
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苫小牧 |
9月30日(土) ①13:00~15:00 ②15:00~ |
苫小牧工業高等専門学校 3F:大講義室 (住所)苫小牧市字錦岡443番地 (電話)0144-67-8001 ※アクセスはこちら ①13:00~15:00入試説明会 ②15:00~ 北海道地区ロボット コンテストバックヤードツアー ※②は希望者のみ参加(10月1日(日)に開催する本大会の観覧は別途申込みが必要です。本大会の観覧申込についてはこちらをご確認ください【観覧申込期限:9月8日(金)16時】) |
9月10日(日)10時 ~9月24日(日) |
札 幌 |
10月14日(土) 10:30~12:00 |
かでる2・7 5F:520研修室 (住所)札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル (電話)TEL 011-204-5100 ※JR札幌駅南口より徒歩13分 ※地下鉄さっぽろ駅(10番出口)より徒歩9分 |
9月10日(日)10時 ~10月8日(日) |
千 歳 |
10月14日(土) 10:30~12:00 |
千歳アルカディア・プラザ 3F:研修室 (住所)千歳市柏台南1丁目3番地の1 (電話)0123-42-0501 ※JR南千歳駅から徒歩1分(北口前) 『無料駐車場有』 |
9月10日(日)10時 ~10月8日(日) |
苫小牧 |
10月28日(土) 10:00~12:00 【WEB同時開催】 |
苫小牧工業高等専門学校 3F:大講義室 (住所)苫小牧市字錦岡443番地 (電話)0144-67-8001 ※アクセスはこちら ※希望者には個別相談あり(学生寮に関する相談含む) |
9月10日(日)10時 ~10月22日(日) |
【Web参加】Microsoft Teamsで説明会に参加 ※Web参加の方法はこちら(PDF) ※Web参加の場合も事前申込が必要です。 |
タイ・カセサート大学低学年派遣研修 研修の様子
2023年08月24日(木)
カセサート大学低学年派遣研修は残すところあと3日となりました。引率教員より、研修前半の様子をお知らせいたします。
8/21(月)
研修初日はカセサート大学のワンチャイ工学部長、パット副学部長との懇談で始まりました。先ずは、カセサート大学の概要紹介があり、その後派遣学生たちが自己紹介をしました。
懇談は全て英語で行われ、ワンチャイ学部長からは「専攻は何ですか」や「将来の目標は何ですか」などの質問がありましたが、派遣学生たちは英語でしっかりと答え、自分の意思を伝えていました。中には「昨夜は何を食べましたか」と聞かれ「パットガパオ。アロイ(美味しい)」と前日に覚えたタイ語を話して、コミュニケーションを深める学生もいました。
懇談後は大学内を見学させていただきましたが、敷地があまりにも広大なためバスでキャンパスを巡ることになりました。最初に到着したのは、大学の歴史記念館です。タイ国内最初の農業大学として設立したカセサート大学は、世界有数の農業国タイの農業研究をリードする重要な役割を担っています。今回は、本研修のコーディネーターであるシャワリット先生が同行し、大学の歴史や取り組みについて、説明していただきました。
8/22(火)
研修の2日目は、カセサート大学の学生が受講している授業に参加しました。大教室で「物理学」の講義が英語で進められ、難解な内容でしたが、派遣学生たちは、自分の知識と結び付けて何とか理解しようと努めていました。
物理学の講義が終わると、教室を移動し、次の講義が始まりました。テーマは「タイの文化紹介」です。 タイの地形が斧に似ているためGolden axeと呼ばれているということや、タイの国旗は、赤が「国家」、白が「仏教」そして青が「王朝」を表すというタイの基本的な知識について学びました。さらに、仏教国のタイならではのマナーや禁止行為を学び、翌日の王宮訪問に備えました。
午後はタイの国技ムエタイに挑戦です。最初はぎこちなかったパンチのフォームも、インストラクターの指導の下、少しずつ型が整ってきました。慣れてくるとグローブを装着し、サンドバッグにパンチとキックを繰り出す練習が始まりました。何度も繰り返すことで、タイミングが合うようになり、時々「バスン」と良い音が聞こえてきました。
8/23(水)はBTS(スカイトレイン)の企業訪問や、タイ王宮の見学に行っています。
8/24(木)以降は、引き続き大学の講義(数学)やタイ語のレッスン、料理教室、各種研究室訪問、歴史遺産見学(アユタヤ)などの内容が予定されています。後半の様子も後日こちらでお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。
本校小林校長がタイ KOSEN-KMITL及びKOSEN KMUTTを訪問しました
2023年08月23日(水)
本校小林幸徳校長は、2023年8月17日から19日の計3日間、「日本型高等専門学校の教育制度(KOSEN)」を本格的に導入したタイ王国の高専であるKOSEN-KMITLとKOSEN KMUTTの2校を訪問しました。
タイ高専では、産業政策「タイランド4.0」で示される産業を支える実践的で革新的な技術者を育成しており、現在、独立行政法人国立高等専門学校機構(高専機構)は、円借款事業に基づく教育サービス提供者として、タイ高専の運営支援のため、日本の国立高専教員を派遣し、現地のタイ人教員への指導・研修を行っています。また、日本の国立高専のうち11校をプロジェクト推進校とし、日本への学生受け入れや教材作成などの支援も行っています(苫小牧高専もプロジェクト推進校のうちの一校)。
今回訪問は、高専機構より小林校長に対して、タイ高専における特別講義実施の要請があり実現したものです。
まず、8月17日にはKOSEN KMUTTを訪問し、Acting Principal であるDr. Kongkarn Vachirapanangと面談をしました。学校の概要説明を受けたのち、施設見学をさせていただき、今後の学生及び教職員の交流に関するMOU締結に向けて進めることを確認しました。
8月18日にはKOSEN-KMITLを訪問し、Acting Director であるDr. Somyot Kaitwanidvital と面談をし、MOU締結についても確認しました。
タイ高専プロジェクト・プログラムマネジャーである加納誠二国際総括参事及び高嶋孝明国際総括参事からプロジェクトの概要説明を受けるとともに、施設並びに授業の見学を行いました。
さらに、メカトロニクス学科5年生を対象に”Vibration, Control and Mechatronics”と題して特別講義を行い、授業で学ぶ内容と研究との関連や高専生に期待される技術者・研究者像について説明しました。
10月にはタイ高専から19名の教職員を苫小牧高専に迎えて、教育及びマネジメントに関する研修を予定しており、今回の視察を踏まえた研修内容の充実を目指します。
KOSEN-KMITLソムヨット校長との面談
KOSEN-KMITLでの集合写真
KOSEN-KMITLでの特別講義の一コマ
KOSEN KMUTTでの集合写真
NZ・マオリ族の学生との交流活動に参加しました
2023年08月22日(火)
8月5日(土)、ニュージーランド北部・ムルパラにあるマオリ族の専門学校・テクラカウパパモトウハケオタフィアウ学校から9〜16歳の学生と教員の計31名が苫小牧市を訪れ、本校創造工学科2年の安部友理さんが学生ボランティアスタッフとして市の職員の方々とともに苫小牧市内各所を案内しました。今回の訪問はアイヌ文化伝承団体「苫小牧うぽぽ」との交流活動の一環で、当日は科学センターの見学やアイスホッケーの試合観戦、港まつりへの参加など盛りだくさんの内容でした。


安部さんからのコメント
今回、初めて海外の方に会いましたが、本当に良い人たちに出会うことが出来ました。私はボランティアという形でしたが、時々、日本語で説明が書かれているものを単語とジェスチャーで何とか伝えるくらいで、ほとんどの時間は友達のように年下のマオリ族の子と一緒に行動し遊んでいました。
英語に関しては、何度聞いても聞き取れず、「話す聞く」の難しさを痛感しました。しかしマオリ族の子たちは優しくて、目を合わせ喋りかけてくれたり、私が話せなくても近くに来て笑顔を向けてくれたり、ずっと手を繋いでくれたり、言葉以外でその人の優しさを感じ、すぐに心を開くことが出来ました。日本人にとって少し恥ずかしがってしまうようなことが、当たり前に行われていて驚き、また良いなと思いました。
さらにマオリ族の子たちは国も違う知らない人であっても、手を振ったり指ハートをつくったりしていました。通りがかる人、バスから見えた人、どんな人にも手を振っていました。なぜ手を振っているのか彼ら自身の思いはわかりませんでしたが、“他人“と“自分“というような境界が感じられない出来事でした。
通じないことばかりでしたが、港まつりで聴いたQUEENの曲や大谷翔平選手、鬼滅の刃のことなどを、マオリの大人も子どもも知っていて、世界での知名度の高さがわかり面白かったです。
この企画に参加して、私の英語のレベルがわかり、またマオリ族の方たちに心が暖かくなり、参加してよかったと感じています。良い経験と思い出になりました。今度は私がニュージーランドに行ってみたいです。
このような企画を開催してくださり感謝しています。ありがとうございました。
タイ・カセサート大学低学年派遣研修に出発しました
2023年08月21日(月)
創造工学科1〜2年生の20名が、タイ・カセサート大学への派遣研修に出発しました。
本研修は8月19日(土)〜8月27日(日)の約一週間、タイ・バンコクにあるカセサート大学バンケーンキャンパスにて、数学や物理など授業の体験受講、タイ料理教室やボクシング体験、企業見学、タイ王宮や歴史遺産の見学など様々なアクティビティを通し、タイの文化に触れ、国際感覚を養うことを目的としています。
本研修は、今年度からスタートした事業であり、コロナ禍で海外派遣が実施できなかった本校において、3年ぶりの研修となります。
期間は決して長くはありませんが、派遣学生は「グローバルエンジニア」への第一歩となる様々な経験をし、大きく成長して帰国することでしょう。研修の経過については、引き続きHPにてお知らせいたします。
