創造工学科
1年生は専門分野を問わず学級編成を行い、国語、社会、数学、理科、英語、体育芸術などの他、工学全般の基礎を学びます。
2年生からは機械、環境、化学、電気、情報などの専門分野を選択し、専門科目を少しずつ学んでいき、4年生からは、工学分野以外の科目を学ぶことができます。
機械系
基本的な原理を1つずつ丁寧に学び、積み上げていくことから始めます。学んだ知識を使って機械を設計し、図面の上で形にし、そして、材料をその図面通りに加工して新しい機械を作る、という流れに合わせてより高度な内容を学びます。学んだことをより確実なものにするために、実験や実習を重視しています。
卒業研究は、社会に飛び立つ前の1年間、教員の指導のもとで研究を行い、その成果を卒業論文としてまとめ、発表します。
都市・環境系
「人々が安全に、そして快適に生活できる空間を創る」ため、都市・環境系では次のようなことを勉強します。
教室での勉強のほかに、実験や屋外での実習も多いのが特徴です。
また、最終学年では各自が1つのテーマについて研究し、その成果を論文にまとめ発表します。
応用化学・生物系
応用化学・生物系では、化学と生物化学を基礎学問として、合成、物性、解析という観点から物質を知り、正しく扱うために必要な知識と技術を学ぶことができます。
電気電子系
電気電子系では、技術者として電気電子工学の幅広い分野に対応できるようにオームの法則などの基礎理論から勉強を始めます。
そして、「エネルギー・制御」、「エレクトロニクス」、「情報・通信」のそれぞれの分野において、専門的な学習により知識を深めます。また、低学年のうちから実験・実習を通して、1人1人が学習内容に沿った技術を身につけることができます。
情報科学・工学系
低学年では、「プログラミング」、「創造工学」などの工学基礎科目を学習し、高学年では、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、情報関連科目(制御、システム)を学習します。
また、低学年から実験・実習を行うことで、授業だけでは得られない実践的な技術を身に付けることができます。
最終学年では、5年間学んだことの集大成として「卒業研究」を行います。