お知らせ
第1回English Campを開催しました
2021年11月02日(火)
10月30日(土)に「第1回English Camp」を開催しました。
コロナ禍で各種海外派遣事業が中止となったことを受け,「国内(市内)でできる国際交流活動」をコンセプトとして本校国際委員会が当イベントを企画しました。英語話者の講師の指導・助言のもと,本科1年生から5年生までの学生8名が「キラキラ公園」に集まり,一日中“英語のみ”を使ってさまざまなアクティビティに取り組みました。
・Self-introduction Game(自己紹介ゲーム)
・Lecture on the Waterfront Area(ウォーターフロントエリアに関する講義)
・Missions in Kira Kira Park (キラキラ公園でのミッション)
・Create Models of “New Kira Kira Park” / Presentation(「理想のキラキラ公園」の模型作り/ プレゼンテーション)
今回は英語を学ぶだけでなく,苫小牧市にとって重要な「ウォーターフロント」の魅力や問題点,さらに「まちづくり」について考える貴重な機会となりました。今回の経験を生かして,学生のみなさんには今後も積極的に国際交流事業に参加してもらいたいと思います。また,次回はより多くの参加者を迎えられるよう準備してまいります。
★参加学生の声:
・参加して本当に良かったと思いました。また,英語に対する勉強意欲もわきました。海外に高額で留学をするより気軽に楽しめたのでありがたかったです。
・話せなくても待ってくれたりアドバイスをくれる暖かい環境があったため,とても楽しく参加出来ました。来月やると言われたら参加したいと思うほど楽しかったです
・今の自分の英語力が浮き彫りになりいい経験となりました。
※実施に際し,以下のみなさまにご協力いただきました。誠にありがとうございました。
司会・講師:Galpin Brennan様 (苫小牧市国際交流員)
講師:Arthur Warriner様,Richard Sar様(苫小牧市市ALT)
協力:苫小牧港管理組合様,苫小牧市総合政策部国際リゾート戦略室様
本校専攻科生が国際会議にて発表を行い,優秀ポスター賞を受賞しました
2021年10月20日(水)
10月15日(金)に公立千歳科学技術大学にて行われた,第21回千歳科学国際フォーラム(21th Chitose International Forum on Science & Technology)にて本校専攻科環境システム工学専攻2年の野田純希君が英語での研究発表を行い,優秀な発表の上位3名に与えられる優秀ポスターを受賞しました。また同会議では本校専攻科2年のコノリー里沙さんと本校創造工学科(応用化学・生物系)の甲野教授が,それぞれ英語による口頭発表と招待講演を行いました。
受賞研究題目:「Preparation and characterization of a novel chitosan-based hydrogel using sucrose as a cross-linking agent(酸化スクロースを架橋剤に用いた新規キトサン水和ゲルの合成とその物性評価)」
発表者氏名:Junki Noda, Hiroyuki Kono(指導教員)
第21回千歳科学国際フォーラムのHP:https://cif.chitose.ac.jp/
野田君,コノリーさんはともに国際的に活躍できる技術者・研究者として,飛躍することが期待できます。
本校専攻科生が国際会議でポスター賞を受賞しました
2021年10月14日(木)
9月1日~3日の間,同志社大学にて,オンラインで開催されたコンピュータシミュレーションに関する国際会議The 40th JSST Annual International Conference on Simulation Technologyにおいて,本校専攻科電子・生産システム工学専攻2年の瀧澤 哲さん(指導教員 工藤彰洋)が,”Perception of Direction of Moving Sounds. – Study on Adaptive Method -”の題目で発表し,Student Poster Awardを受賞しました。この賞は,優秀な研究発表をした講演者に授与されるものです。
国立高専初の人工衛星KOSEN-1のJAXAイプシロンロケットによる打ち上げ予定について
2021年09月22日(水)
高知高専と群馬高専を中心とする10高専(高知高専、群馬高専、徳山高専、岐阜高専、香川高専、米子高専、明石高専、新居浜高専、鹿児島高専、苫小牧高専)が開発した超小型衛星(キューブサット)のKOSEN-1衛星の打ち上げ予定日が、10月1日(金)9時48分頃~9時59分頃(日本標準時)に決まりました(1)(2)。
このKOSEN-1衛星は、2018年12月にJAXA革新的衛星技術実証2号機に搭載される実証テーマに選定され、高専生を中心に2年半かけて開発されたもので、3つの新しい宇宙技術実証を行うことになっています(3)。
なお、このKOSEN-1衛星開発プロジェクトは、文部科学省の宇宙航空人材育成プログラム「継続的な超小型衛星開発・運用を通した次世代の高専型宇宙人材育成」(高知高専を含む6高専の共同事業で代表校は新居浜高専)により支援を受けております(4)。
(1)JAXAホームページ:イプシロンロケット5号機による革新的衛星技術実証2号機の打上げについて
https://www.jaxa.jp/press/2021/08/20210820-2_j.html
(2)YouTube:JAXA革新的衛星技術実証2号機/イプシロンロケット5号機フライトシーケンスCGの紹介
https://youtu.be/VyZj-gaKqSI
(3)JAXAホームページ:木星電波観測技術実証衛星「KOSEN-1」インタビュー記事
https://www.kenkai.jaxa.jp/kakushin/interview/02/interview02_16.html
(4)新居浜高専ホームページ:文部科学省「宇宙航空人材育成プログラム」に採択されました
https://www.niihama-nct.ac.jp/2020/07/22/entry-topics-19090/
(5)高知高専ホームページ:
・JAXAのホームページにKOSEN-1衛星のインタビュー記事が公開されました
https://www.kochi-ct.ac.jp/news/archives/581
・文部科学省「宇宙航空人材育成プログラム」に採択されました
https://www.kochi-ct.ac.jp/news/archives/468
・高知高専・群馬高専を中心とする10高専による超小型衛星がJAXA革新的衛星技術実証2号機に搭載される実証テーマに選定されました
https://www.kochi-ct.ac.jp/news/archives/247
(6)高知新聞ホームページ
高専の人工衛星が完成 高知を中心に開発、21年度内に打ち上げ
https://www.kochinews.co.jp/article/480227/
「高専人工衛星」試作機が完成、2021年度内に宇宙へ 高知高専など開発
https://www.kochinews.co.jp/article/431741/
「高専人工衛星」2年続けて宇宙へ 高知の学生ら開発に熱
https://www.kochinews.co.jp/article/398146
高知高専が人工衛星開発へ 木星電波観測 20年にも打ち上げ
https://www.kochinews.co.jp/article/243077/
なお、月刊高専にも下記のように2件の関連する記事が出ております。
高専が開発する人工衛星「KOSEN-1」など、 宇宙開発に携わる人材育成に熱意を燃やす
https://gekkan-kosen.com/598/
高専の宇宙開発人材育成を支え、親子2代でつなぐ木星電波の研究
https://gekkan-kosen.com/2943/
新型コロナウィルス感染症罹患者について
2021年09月21日(火)
令和3年9月21日
各 位
苫小牧工業高等専門学校長
新型コロナウイルス感染症対策本部長
小 林 幸 徳
令和3年9月21日(火)に本校の学生1名が新型コロナウイルス感染症に罹患したことが判明しました。
当該学生は,夏季休業明け以降登校していないため,学校内での感染の可能性はなく,学校内に濃厚接触者として検査対象者はいないことが保健所により確認されております。
ご本人の早期の回復をお祈りするとともに,本校では今後も新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めてまいります。
※感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
小林校長が2021年度計測自動制御学会論文賞を受賞しました
2021年09月10日(金)
本校の小林幸徳校長が,北海道大学に所属されていた際に共同執筆された論文「Line Segment Extraction and Polyline Mapping for Mobile Robots in Indoor Structured Environments Using Range Sensors」(SICE JCMSI, Vol.13, No.3)が2021年度計測自動制御学会論文賞を受賞しました。
この賞は計測自動制御学会が関与する科学技術の分野において,学問技術の発展に寄与するところの大きい論文の著者に対し贈呈されるものです。
陸上競技部 全国高専大会で3名が入賞!
2021年09月08日(水)
第56回全国高等専門学校体育大会陸上競技が9月4日(土)・5日(日)に,キューアンドエースタジアム宮城において開催され,本校から出場した,山崎流君(2年3組),西田那奈さん(2年2組),堀晃貴君(2年3組)の3名が入賞しました。男子100m,男子200mで入賞した山崎君の記録は,今年度の北海道高等学校陸上競技選手権大会の3位に相当する好記録です。陸上競技部の今後のさらなる活躍を期待しています。
<全国高専大会結果 入賞者のみ>
男子100m 第2位 山崎流(2年3組) (予選:10.87 (+1.4),決勝:11.00 (+1.0))
男子200m 第3位 山崎流(2年3組) (予選:22.68 (0.0),決勝:22.30 (+0.3))
女子砲丸投 第6位 西田那奈(2年2組)
男子砲丸投 第8位 堀晃貴(2年3組)
本校専攻科生2名が研究会で優秀ポスター賞を受賞しました
2021年09月02日(木)
高分子学会北海道支部若手研究会(オンライン開催,8月27日金曜日)にて,専攻科環境システム工学専攻2年のコノリー里沙さんと野田純希君が下記研究題目で発表し,「優秀ポスター賞」をダブル受賞しました。発表件数31件のうち,研究内容と発表技術が優れた上位4名に与えられたものです。
受賞研究題目:「セルロースを用いた糖鎖クラスター材料の開発」
発表者氏名:コノリー里沙,浅野美月(本校5年),尾形慎(福島大農),甲野裕之(指導教員)
受賞研究題目:「酸化スクロースのアミノ多糖リンカーとしての応用」
発表者氏名:野田純希,甲野裕之(指導教員)
優秀な成績を修めた両名は,今後もさらなる活躍が期待されます。
令和3年度公開講座を実施しました
2021年08月18日(水)
8月4日(水)から8月6日(金)の3日間,9つのテーマで公開講座を開催しました。
今年も多くの方から応募いただき,9講座約100名が参加しました。
【8月4日(水)】
1.中学生のための化学実験講座
「色ガラス玉と紫外線硬化樹脂を使ってペンダントをつくろう」「UVレジンで紫外線チェッカーをつくろう」「金属マンガンをつくってみよう」「イオン交換で金属汚染水をきれいにしよう」「化学物質を合成し目・鼻で感じてみよう」「吸水性ポリマーに触れてみよう」の6テーマから,希望する2テーマを選んで実際に体験する講座でした。
2.小・中学生のための「ロボット」プログラミング講座
ロボットやプログラムの基礎を学んでもらい,その後,ロボットを組み立てていき,プログラム通りに動作することを実際に確認するという講座でした。
3.サンドブラストでガラスに模様を描いてみよう
圧縮した空気に砂を混ぜて勢いよくガラスに吹き付けると表面が削れることを利用し,書きたい模様の部分にだけ砂が当たるようにして,グラスまたはガラスビンに自分の好きな絵や文字を書くという講座でした。
【8月5日(木)】
4.不思議マテリアルを使ったものづくり体験講座
暗くなると光る蓄光材料という特殊な素材を使った簡単な夜光アクセサリー作りと,お湯に付けると形状が元に戻る形状記憶合金への形状記憶体験をしてもらうという講座でした。
5.水素エネルギー体験講座!
将来のエネルギーとして期待されている水素エネルギーを利用した燃料電池を使って電気をつくる体験をし,燃料電池にミニカーの製作を行うという講座でした。
6.はじめてのPythonプログラミング(遠隔講座)
プログラミング言語のPythonを用いて,プログラムの作り方を学び,実際に簡単なプログラミングを行うという講座でした。
遠隔方式により実施しました。
7.コンピュータで論理パズルを解いてみよう
コンピュータの基本的な操作を学び,論理パズルの文章を読み解いて,論理による数式を導くという講座でした。
8.夏休み工作教室~「ホバークラフトを作ってみよう」
身近な材料を利用して,ホバークラフトを製作するという講座でした。
【8月6日(金)】
9.Arduinoで学ぶIoT入門講座
最先端技術であるIoT(Internet of Things)について,Arduinoで簡単な回路製作およびプログラミングを行いながら学ぶという講座でした。
今回開催したどの講座も終了後のアンケートで「楽しかった」「勉強になった」「また参加したい」と大変好評をいただきました。今後も,ものづくりの楽しさを皆さんにお伝えできる講座を提供していきたいと思います。
フラー㈱と包括連携協定を締結しました
2021年08月16日(月)
8月6日,本校において,フラー株式会社と,「苫小牧工業高等専門学校とフラー株式会社の包括的連携に関する協定書」を締結しました。
本協定は,①学生のIT教育及び起業支援教育,②学術研究,③地域創生を主とした包括連携協定です。
本協定は,先進的IT分野の教育及び起業家育成のためのアントレプレナーシップ教育,苫小牧地域の観光分野等に関する学術研究に相互協力し,地域社会の発展に寄与することを主な目的としております。
本協定に基づき,幅広い分野での協力体制が整備されたことで,相互に協力し合い,様々な連携活動が活性化されるなど,今後益々の発展に繋がることが期待されます。