お知らせ

「女子イベントin苫小牧高専」【Hokkaido 女子中高生「RiKoのきゃりさぽ」プロジェクト】を実施しました

2020年12月16日(水)

 12月12日(土),苫小牧高専にて「女子イベントin苫小牧高専」を開催しました。
 このイベントは科学技術振興機構が行う『女子中高生の理系進路選択支援プログラム(企画名:Hokkaido 女子中高生「RiKoのきゃりさぽ」プロジェクト)』の一環として女子学生にものづくりや科学の楽しさに触れてもらうため,近隣地域の中学2年の女子学生の皆さんを対象に実施しました。
 当日は本校サイエンス部の学生が講師となり,「サンドブラストによるコップ・ガラス瓶への絵付け」「3Dホログラム(立体映像)製作」の2つを,仕組みや原理の説明を交えながら体験していただきました。終了後のアンケートでは『高専ではどのようなことをするのか理解できた』『説明がわかりやすく面白かった』『先輩たちが優しくてとても良かった』と楽しんでいただけた様子でした。
 今年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり,このような体験型イベントの実施が少なくなってしまいましたが,参加者の皆さんにとって良い体験となったなら何よりです。

(サンドブラストによる絵付け)          (パソコンでホログラムデータを作成)

本校が参画するセルロースナノファイバーに関する共同研究の成果がアメリカ化学会雑誌にて論文発表されました

2020年12月16日(水)

 応用化学・生物系 甲野教授は令和2年度より東亞合成株式会社(本社:東京都港区)とセルロースナノファイバー(CNF)に関する共同研究を進めていますが,この度甲野教授,東亞合成㈱及び本校と同じく東亞合成㈱とCNFに関する共同研究を行っている東京大学大学院農学生命科学研究科の3者で論著した学術論文が科学系学術団体としては世界最大であるアメリカ化学会(ACS)の雑誌に掲載されました。
 この論文は,優れた特性を持つCNFの製品等への実用化に対する課題の一つであったCO2負荷と製造コストの負荷低減・低コスト化が期待できる成果を発表したものとなっています。
 本成果を活用し今後もCNFのコストダウン等の研究を進め,その長所と特徴を活かした環境に優しい材料の開発を目指していきます。

※セルロースナノファイバーについて
 セルロースナノファイバーとは脱石油化,低炭素化社会の実現に向けて注目されている非可食性バイオマス由来の素材です。軽く,強く,しなやかな性質を持っているため高機能用途への応用が進められており,特に自動車部材に利用することによる補強効果,車体軽量化への貢献が期待されています。

【発表雑誌】
雑誌名    ACS Sustainable Chemistry & Engineering,(11月19日オンライン版)
論文タイトル Nanocellulose Production via One-Pot Formation of C2 and C3 Carboxylate Groups
       Using Highly Concentrated NaClO Aqueous Solution
著者     Shiroshi Matsuki, Hidenari Kayano, Jun Takada*, Hiroyuki Kono,
       Shuji Fujisawa*, Tsuguyuki Saito, and Akira Isogai (*責任著者)
DOI番号   https://dx.doi.org/10.1021/acssuschemeng.0c06515
論文URL   https://dx.doi.org/10.1021/acssuschemeng.0c06515

【関係機関のプレスリリース】
東亞合成株式会社 https://www.toagosei.co.jp/news/2020/20201125_143.html
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20201208-2.html

Security College for Youth (SC4Y)にて本校教員が講義を行いました

2020年12月11日(金)

 2020年11月28(土)に,SC4Y(Security College for Youth)にて情報科学・工学系土居准教授が講義を行いました。SC4Yは,道内の若手セキュリティ技術者の技術力等の向上を目的に今年度より始まったプロジェクトです。北海道地域情報セキュリティ連絡会(HAISL)に加盟している組織(北海道警察,北海道経済産業局,北海道総合通信局,道内教育機関)を中心に,公立千歳科学技術大学が幹事となり,北海道内教育機関の教員が講師を務めて講義を展開しています。
 当日は感染症の影響により,公立千歳科学技術大学からのオンライン開催でしたが,Zoom参加およびYouTube Live参加で約40名の参加がありました。また,本校学生から2名の参加がありました。
 当日は2時間30分の講義とハンズオンで,Webの仕組みや,Webで発生しうる古典的なインジェクション攻撃について講義で学び,それを検出する工程やツール,防御する方法などについて,遠隔のハンズオンを通して学びました。北海道内の若手技術者のセキュリティ技術レベルを向上させるうえで今後も参加していきたいと考えています。
SC4Y: https://sc4y.connpass.com/

令和2年秋の叙勲受章者について

2020年12月02日(水)

令和2年秋の叙勲受章者が発表されました。
本校関係の受章者は以下のとおりとなります。

【瑞宝中綬章】
秋山俊彦(元 苫小牧工業高等専門学校長)

災害復旧用特殊機械の研究開発に関する五者連携協定を締結しました

2020年11月27日(金)

 11月26日(木),むかわ町産業会館2階第3会議室にて,北見工業大学「地域と歩む防災研究センター」,苫小牧工業高等専門学校「地域共同研究センター」,株式会社とませい,合同会社M Dino及びむかわ町で,「災害復旧用特殊機械の研究開発に関する五者連携協定書」を締結しました。
 なお,感染症対策のため,北見工業大学,苫小牧工業高等専門学校はオンラインにて協定式に参加しました。
 本協定は,災害復旧用特殊機械の研究開発を主とした連携協定であり,平成30年9月6日の北海道胆振東部地震による被災状況から今日までの復興状況等を鑑み,苫小牧高専として,今後起こりうる自然災害の応急・復旧の一助を担うべく,研究協力体制を構築することが主な目的となります。
 すでに苫小牧高専とむかわ町とは9月15日付で包括連携協定を締結していますが,本協定に基づき災害復旧関連事業に関して協力体制が強化され,各機関が協力・連携し応用的な研究の発展に繋げるための体制整備が大きく進展することになります。
 本協定締結に伴い,技術相談や共同研究等による課題解決など,今後ますますの相互発展に繋がることが期待されます。


         むかわ町会場               苫小牧高専(オンライン参加)

     北見工業大学(オンライン参加)

「女子イベントin苫小牧高専」【Hokkaido 女子中高生「RiKoのきゃりさぽ」プロジェクト】を開催します

2020年11月13日(金)

 この度,苫小牧高専主催にて女子中学生(2年生)の皆様を対象に,本校女子高専生と共に,ものづくりの楽しさを体験していただく機会として,12月12日(土)に「女子イベントin苫小牧高専」を開催いたします。
 本イベントはものづくり中心の内容となりますが,女子高専生に気軽に進路等について相談できる良い機会になるものと思います。
 保護者の皆様におかれましても,一緒にイベントを見ていただくことが可能です。時間に限りはありますが,ぜひご参加ください。
  申込方法等の詳細については,以下のHPおよびチラシを参照ください。
  https://hokkaido-rikejo.jp/ (TOPページ→「EVENT」より確認いただけます)
 

 何かご不明な点がありましたら,担当までお問合せ下さい。
【お問合せ先】
苫小牧工業高等専門学校 総務課企画調査係
 ℡:0144-67-8901 E-Mail:kikaku@tomakomai-ct.ac.jp

保護者懇談会を実施しました

2020年11月10日(火)

 令和2年11月2日(月),保護者の本校教育への理解を深め,学生の教育指導に関する情報を共有することを目的に保護者懇談会を実施し,約540組の保護者が来校しました。
 担任との個別面談を通じて,学校と保護者との連携をより深め,学生の学校での学習・生活状況についての現状を把握する機会となりました。

「ビジネスEXPO」に出展しました

2020年11月10日(火)

 この度,令和2年11月5日(木)~11月6日(金)に開催された「ビジネスEXPO」に,道内高専合同で出展しました。例年であれば,研究紹介をメインとして出展していましたが,今年度は新型コロナウィルスの影響で大人数での出展は三密を回避できないため,最少人数で対応し,主に学校紹介をメインとした情報を発信しました。
 今年度のビジネスEXPOの出展ブースは230ブースで,コロナ対策のため昨年度289ブースよりも募集数を制限して実施されました。2日間の参加者はコロナ禍にもかかわらず盛況で,20,655名(来場者 14,692名+WEB 5,963名)の参加者がおりました。
 今年度は出展内容を学校紹介中心としたため,高専OBが足を止めて見ている方が多い印象でした。来場者の中には,技術相談や共同教育といった内容に興味を持った企業も複数社あり,今後の共同研究等への発展へ期待ができる案件もありました。
 道内高専が行っている研究内容をPRする良い機会になったと思われます。

苫高専ムービーコンテスト(TMC)2020の締切延長のお知らせ

2020年11月04日(水)

 苫高専ムービーコンテストの締め切りが延長になりました。
 新しい締め切りは1月17日(日)23:59です。本コンテストは本校同窓会協賛のもと行われます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

 コンテストに参加するためには,以下のリンクからTeamに参加してください。Teamにて応募票や動画素材等を配布しております。

https://teams.microsoft.com/l/team/19%3af70ad3e03d36447ea44328efe8575a83%40thread.tacv2/conversations?groupId=590a5bed-807e-4a6f-9851-b3be5699b04e&tenantId=72fe835d-5e95-4512-8ae0-a7b38af25fc8

【コンテスト詳細】
・募集部門:
「地域の人・小中学生向け学校紹介部門」
「企業向け学校紹介部門」
「海外の大学生・高校生向け学校紹介部門」(英語)

・賞:
各部門最優秀賞 1点…商品券2万円分と賞状,作品の一般公開
各部門優秀賞  1点…商品券1万円分と賞状,作品の一般公開
入選(審査を通過した作品)…作品の一般公開

・オンライン説明会
上記Teamsにて録画したオンライン説明会の様子を配信中です。

・コンテストのルール等
苫高専ムービーコンテスト募集要項.pdf」をご確認ください。

令和2年度学生海外派遣事業の中止について

2020年11月04日(水)

令和2年11月2日

学生各位

苫小牧工業高等専門学校長
  小 林 幸 徳

令和2年度学生海外派遣事業の中止について

 
 
 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は依然として予断をゆるさず、令和2年11月2日時点で外務省は、本校が海外学術交流協定を締結している国(ニュージーランド、中国、タイ)において、感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航は止めてください)を発出しています。また、日本人に対する入国制限、行動制限措置がとられています。
 こうした状況を踏まえ、令和2年度の学生の海外派遣事業(実施時期変更を検討していた令和2年度前期派遣事業を含む)を中止します。皆さんの安全と健康を守ることを第一に考えた結果、このような判断に至りました。何卒ご理解とご協力をお願いします。
 現在、2021年度に実施できるプログラムについて鋭意準備を進めております。これらの情報については、あらためてホームページや本校の国際交流Teamsにより告知いたします。

【対象事業】

[ニュージーランド]
・本科:ニュージーランドEIT派遣

[香港]
・本科・専攻科:THEi派遣

[タイ]
・本科:低学年カセサート大学派遣事業
・専攻科:カセサート大学インターンシップ派遣事業