地域連携・国際交流
地域共同研究センター長あいさつ
苫小牧工業高等専門学校地域共同研究センターでは「出前授業」「公開講座」「科学のとびら」等を実施してきました。また、本校協力会企業とともに共同研究、共同教育を積極化させているところです。
また、2018年10月から、中心市街地にある苫小牧市経済センタービル内に苫小牧高専サテライト「C-base」を開設し、技術経営相談窓口の運用開始から約2年が経ちました。苫小牧市や苫小牧商工会議所および中小企業支援機関(道央産業振興財団や金融機関など)等の専門家とチームを組み、企業等の課題解決をお手伝いしております。
これにより、地域の様々な課題解決や起業スタートアップ支援、地域の機関と本校との共同研究や共同教育の拠点として強化されることが期待され、さらなる地域の発展に貢献したいと考えております。「C-base」が果たすべき役割は、「C」に込められております。具体的には3つの英単語のイニシャルからとりましたのでその由来を以下に示します。なお、令和3年3月より「C-base」窓口を苫小牧商工会議所2Fの右側にある大部屋に移転し、従前よりオープンな雰囲気で、気軽に立ち寄りやすい環境となっており、「C」の機能強化に繋がることが期待されます。
1.Collaboration:支援機関は「協働」しチームになって活動します
- 企業同士や高専・大学等との共同研究および共同事業を「協働」して促進します※ここで協働は「同じ目的のために、力をあわせて働くこと」とします。つまり、気持ちや想いを入れて働く、というように捉え、有機的な活動とします
2.Catalyst:「触媒」として機能します
- 協働した支援機関のチームは企業等の事業を応援し、その成長速度を促進します
3.Come:新しい事業をやりたい人たちが来ていただける「たまり場」を目指します
- これから起業したい人や様々な課題がある人などが来ていただけるようにします
- 支援機関は苫小牧近郊だけではなくいろんな機関に来ていただけるようにします
そして「C-base」は、上記の3つの「C」を実行するために、base「基地」として機能させていきます。この「C-base」を、地域の様々な課題解決や、地域の機関と本校との共同研究や共同教育の拠点になることを目指して運営していきたいと考えております。皆様におかれましては、ぜひ「協働」していただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
地域共同研究センター長 長澤 智明
<地域共同研究センターの主な事業内容>
- 共同研究、受託研究等による研究開発協力
- 各種試験、分析等の受託
- 技術指導、技術相談
- 蓄積された研究成果の情報提供
- 地域産業向け専門分野の公開講座の開催
- 講習会等への講師派遣
地域共同研究センターは、地元産業界をはじめとする地域社会の各層との交流、協力関係の促進を図り、ますますの発展を目指していきます。
地域連携
苫小牧高専協力会・苫小牧商工会議所・苫小牧高専連携事業
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お問い合わせ
総務課企画調査係
TEL:0144-67-8901、0144-67-8926