苫小牧工業高等専門学校

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お知らせ
2023.08.08
産学官連携・地域貢献

令和5年度公開講座を開催しました!

 7月31日(月)から8月2日(水)の3日間、公開講座を開催いたしました。
 今年度は全8講座を開設し、参加人数は3日間合計で延べ120名以上(付き添いの方を除く)と大変多くの方にご参加いただきました。

①『モノに模様をつけてみよう』 【7月31日(月)】
 サンドブラスト(圧力を使ってガラスに文字や模様を彫刻する)体験とレーザ加工(レーザーを使って箸に名前を刻印する)体験、そしてポーセラーツ(オーブンで食器に絵柄を熱転写する)体験の3つの体験を行いました。参加された方には初めての体験も多かったようで、本校在学生の手伝いなども借りながら、思い思いのデザインで模様をつけていました。


②『ものの動きの仕組みが分かる工作キットを組み立てよう!!』 【7月31日(月)】
 工作キットの組み立て体験を通して、身の回りの道具や機械が動く仕組みを学ぶ講座でした。普段の授業ではなかなか触れない内容だったようで、参加した方からは「ものづくりの楽しさが分かって面白かった」「親子でアイデアを考えたり、大人も楽しめました」などの感想をいただきました。


③『色ガラス玉と紫外線硬化樹脂を使ってペンダントをつくろう』 【7月31日(月)】
薬品を軽量・調合するところから色ガラスを製作し、さらに樹脂で固めてペンダントを作りました。参加した皆さんからは「初めてガラスを作ったけれど、とても簡単で楽しく作業できた」といった声をいただきました。


④『楽しい電気電子工作教室』 【7月31日(月)】
 光るオルゴールごまの製作を通して、電気回路の仕組みや半田ごての使い方などを学びました。専門的な機械も扱うため、低学年の方は保護者の方と一緒に挑戦する様子が多くみられました。参加した皆さんからは「難しかったけれどすごく楽しかった」や「電気電子工学に興味を持った」などの感想をいただきました。


⑤『最新の観測と超巨大ブラックホールの謎~観測することができないブラックホール~』 
【8月1日(火)】
 ブラックホールを観測する方法や時間と空間の関係など、宇宙にまつわる様々なことを講義形式で紐解く内容でした。かなり高度な内容を含む説明でしたが、参加した皆さんの、とても熱心に聴き入っている様子が印象的でした。また講義後には、ブラックホールを模したデザインのゴミ箱の工作について説明がありました。


⑥『2023夏休み工作教室「まが玉づくりと紙すきに挑戦しよう」』 【8月1日(火)】
 紙パックを利用した、紙すきによるはがき作りと、ドリルや紙やすりを使って滑石から綺麗なまが玉を作る体験を行いました。2つとも難しい機械を使う体験でしたが、参加した皆さんの、作業中の真剣なまなざしが印象的でした。


⑦『コンピュータと論理でパズルを解いてゲームを仕上げよう』 【8月2日(水)】
 コンピュータを操作し、パズルやゲーム作りに挑戦しながら、モデリングという作業について学びました。今回の公開講座の中でも特に作業をする時間が長い講座でしたが、参加した皆さんからは「時間があっという間に過ぎた」など、満足の声をいただきました。


⑧『コンクリート工場を見てみよう』 【8月2日(水)】
 コンクリート工場へ行き、実際に製造の過程を見学しながらコンクリートの材料や作り方などについて学びました。今回の公開講座では唯一、本校以外の場所へ移動する形の講座でした。暑い中での見学でしたが、参加した皆さんは普段見られない工場の裏側に興味津々の様子でした。


今回開催したどの講座も終了後のアンケートで「楽しかった!また参加したい!」「勉強になった!」と大変好評をいただきました。
今後も、ものづくりの楽しさをみなさんにお伝えできる講座を提供していきたいと思います。