苫小牧工業高等専門学校

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お知らせ
2023.08.09
学生・教員の活躍

フロンティアコース学生が標津町でフィールドワークを行いました

7月26日(水)から7月28日(金)までの3日間、本校フロンティアコース5年生3名が、フロンティア研究の一環で標津町においてフィールドワークを行いました。

少子高齢化・人口減少が進んでいる地方では、自治体のサービスとしてのインフラ維持が難しくなっています。特に、ごみ収集やし尿汲み取りなど自治体が主体として動くものは、今後どのように維持していくかが課題となっています。これらを踏まえ、フロンティアコースの卒業研究(フロンティア研究)において、渡邊清掃株式会社、標津町のご協力のもと「持続可能な地方インフラサービス運用のためのシステム構築に関する研究」というテーマ (指導教員:長澤智明、土谷圭央)に4名の学生が取り組んでいます。

今回は、この研究の一環で、渡邊清掃株式会社に多大なご協力をいただき、標津町でのごみ収集・し尿汲み取りの体験、処分場の視察、標津町役場との意見交換等を行いました。収集体験では実際に渡邊清掃株式会社の社員と収集車に乗車し、可燃ごみ、資源ごみ、し尿汲み取りの業務を体験させていただきました。収集車からの乗り降りの大変さ、ゴミステーションの形や配置が収集の効率化に大きな影響をもたらすこと、分別の重要性など、実際に体験したことで多くの気付きを得ることができました。

意見交換会では、学生のこれまでの研究内容に関して、多くの有益なコメントをいただきました。今回の経験を今後の研究に活かしていきたいと思います。