苫小牧工業高等専門学校

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お知らせ
2023.08.24
国際交流

タイ・カセサート大学低学年派遣研修 研修の様子

 カセサート大学低学年派遣研修は残すところあと3日となりました。引率教員より、研修前半の様子をお知らせいたします。

8/21(月)
 研修初日はカセサート大学のワンチャイ工学部長、パット副学部長との懇談で始まりました。先ずは、カセサート大学の概要紹介があり、その後派遣学生たちが自己紹介をしました。 
 懇談は全て英語で行われ、ワンチャイ学部長からは「専攻は何ですか」や「将来の目標は何ですか」などの質問がありましたが、派遣学生たちは英語でしっかりと答え、自分の意思を伝えていました。中には「昨夜は何を食べましたか」と聞かれ「パットガパオ。アロイ(美味しい)」と前日に覚えたタイ語を話して、コミュニケーションを深める学生もいました。


 
 懇談後は大学内を見学させていただきましたが、敷地があまりにも広大なためバスでキャンパスを巡ることになりました。最初に到着したのは、大学の歴史記念館です。タイ国内最初の農業大学として設立したカセサート大学は、世界有数の農業国タイの農業研究をリードする重要な役割を担っています。今回は、本研修のコーディネーターであるシャワリット先生が同行し、大学の歴史や取り組みについて、説明していただきました。

 
 
8/22(火)
 研修の2日目は、カセサート大学の学生が受講している授業に参加しました。大教室で「物理学」の講義が英語で進められ、難解な内容でしたが、派遣学生たちは、自分の知識と結び付けて何とか理解しようと努めていました。
 物理学の講義が終わると、教室を移動し、次の講義が始まりました。テーマは「タイの文化紹介」です。 タイの地形が斧に似ているためGolden axeと呼ばれているということや、タイの国旗は、赤が「国家」、白が「仏教」そして青が「王朝」を表すというタイの基本的な知識について学びました。さらに、仏教国のタイならではのマナーや禁止行為を学び、翌日の王宮訪問に備えました。

 
 
 
 午後はタイの国技ムエタイに挑戦です。最初はぎこちなかったパンチのフォームも、インストラクターの指導の下、少しずつ型が整ってきました。慣れてくるとグローブを装着し、サンドバッグにパンチとキックを繰り出す練習が始まりました。何度も繰り返すことで、タイミングが合うようになり、時々「バスン」と良い音が聞こえてきました。

 
 8/23(水)はBTS(スカイトレイン)の企業訪問や、タイ王宮の見学に行っています。
 
 8/24(木)以降は、引き続き大学の講義(数学)やタイ語のレッスン、料理教室、各種研究室訪問、歴史遺産見学(アユタヤ)などの内容が予定されています。後半の様子も後日こちらでお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。