福島大学食農学類の尾形慎准教授と苫小牧工業高等専門学校創造工学科の甲野裕之教授を中心とする研究グループは、木材の主成分であるセルロースから簡単に作られるカルボキシメチルセルロース(CMC)を粒子化し、その表面に糖鎖と呼ばれる分子を認識する部分を多数固定することで、検出したいタンパク質に対する結合能と特異性に優れた新しい吸着剤の開発に成功しました。
本研究は、毒素タンパク質や病原性ウイルスに対する吸着剤への応用が可能であり、今後の研究の発展により、新しい検査法の確立が期待されます。本研究成果は、アメリカ化学会の国際学術雑誌『ACS Applied Materials & Interfaces』オンライン版(2024年10月8日付)に掲載されました。
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2024.11.06
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