苫小牧工業高等専門学校は、2025年2月13日（木）、石屋製菓株式会社、伊藤組土建株式会社および北海道デジタル人材育成推進協議会のご協力のもと、学生20名を対象に「道内DX企業見学会」を実施しました。
本見学会は、苫小牧高専の学生を対象に行われ、デジタル技術を業務に活用している道内企業を見学し、学生にデジタル技術が実際の業務に活用されている様子を伝えることを目的として実施しました。午前中には石屋製菓様を訪れ、白い恋人製造ラインの自動化やAI活用の現場を見学しました。食品製造特有の自動化が困難な工程など、新しい学びや気づきが沢山ありました。学生からは様々な技術的な質問が沢山あり、就職を強く意識した学生もいたようです。午後は伊藤組土建様が施工する最上トンネルの建設現場を見学し、DXによる省力化と効率化の現場で、学生はMR（複合現実）ゴーグルを装着し、トンネル内の状況を現実世界と仮想現実の組み合わせで把握する体験を行いました。
今回の見学会で、各企業の事業概要説明、現場視察及び質疑応答などにより、普段の授業だけでは得ることのできない貴重な体験となり、地元企業への理解を深める素晴らしい機会となりました。