2025年3月17日に千葉工業大学　津田沼キャンパス（千葉県習志野市）で開催された「2025年度精密工学会春季大会学術講演会学生研究発表会」において，本校現専攻科2年生の西田夕月さんが発表した研究が企業賞を受賞しました。企業賞は企業の視点で優れていると評価されるもので，先端技術パネル・機器展示出展企業の基準で選考されます。
講演演目名は「脳底動脈分岐部に生じた脳動脈瘤モデルを用いたCFD解析」で共著者は見藤歩教授，小薮栄一郎准教授，蘇武栄治技術職員です。西田さんは流体工学実験室に所属し，本研究に取り組んでいます。本研究はコンピューター上で数値流体解析（CFD）により脳底動脈及びその周辺の血流を解析し脳動脈瘤破裂の可能性を推定し，生活改善による予防治療や脳動脈瘤という疾患をより広く知ってもらうことを目的とするものであります。
精密工学会は、精密工学に関する学術・技術の振興をはかり、研究者・技術者の質的向上と科学技術情報の発信により、社会の発展に寄与することを目的として活動し，現在では現在は、特に、「ものづくり」に関わるテーマを広範囲に探究しています。