苫小牧工業高等専門学校

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お知らせ
2025.08.07
お知らせ

半導体企業と学ぶ実践授業 -半導体の最前線から未来を描くー

2025年7月2日(水)、苫小牧工業高等専門学校では、ミツミ電機株式会社および北海道半導体人材育成等推進協議会(公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター、経済産業省北海道経済産業局)のご協力のもと、第3学年205名を対象にした半導体企業・実践授業が実施されました。

この授業は、全学必修の「創造工学III」の一環として行われたもので、半導体企業の現状や就職につながる最新の情報を学生に直接届ける取り組みとなりました。参加した学生たちは、最先端技術にふれ、社会で働くことをリアルに考える90分を体験しました。

授業の前半では、ミツミ電機株式会社の事業内容から世界シェアNo.1の半導体製品の紹介があり、グローバルに展開する半導体企業の北海道でのモノづくりについて学びました。学生たちは、半導体の基礎からアナログ半導体とデジタル半導体の違い等を、実物や製品事例を通して理解し、半導体の理論が実際のものづくりの現場とどう結びつくのかを実感しました。

後半では、高専卒業生の第一線で活躍するエンジニアが登壇。実際の仕事内容や就職後の暮らし、福利厚生や社員寮の話まで、「半導体企業におけるリアルな社会人生活」が語られ、学生たちは自分の将来像を具体的に描き始めました。

今回の授業では、学生たちは、就職後の生活をより身近に感じるとともに、「高専で学ぶこと」が確かな未来につながることを実感しました。苫小牧高専は、今後も継続して、実社会とつながる学びを通じて、次代を担う技術者の育成を進めていきます。

<開催概要>
タイトル: 半導体企業と学ぶ苫小牧高専の実践授業 -半導体の最前線から未来を描く-
日  時: 2025年7月2日(水)10:40~12:10
場  所: 苫小牧工業高等専門学校 大講義室
協  力: ミツミ電機株式会社
      北海道半導体人材育成等推進協議会
      (公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター、経済産業省北海道経済産業局)