2025年8月27日(水)から29日(金)に開催された「電気学会 電子・システム・情報部門大会」で、苫小牧高専に留学中の研究生 Kanok Sereepookkana さん(ニックネーム:テント) が、Student Competition Session で優秀プレゼンテーション賞(Outstanding Presentation Award)を受賞しました.
テントさんは、タイ高専KOSEN-KMITLの専攻科第1期生として2024年10月から2025年9月までの1年間苫小牧高専に留学しており、土居研究室(情報科学・工学系)で研究を行っています.今回の学会では、テントさんがタイ高専と苫小牧高専での研究成果を英語で発表し、その内容と英語でのプレゼン力が高く評価されました.Student Competition Sessionでは英語の口頭発表が必須であり、大学院生も多く発表する中で、大学4年生相当のテントさんが受賞したことは、とても名誉なことです.さらに、この研究は企業との共同研究によって得られた成果でもあります.
論文タイトル: Temporal Action Segmentation of Ultra-Low Frame Rate Excavator Work Video at the Construction Site using Transformer-Based Model (ASFormer)
著者: Kanok Sereepookkana, Teerapong Orachon, Shigeo Doi, Yuichiro Itayama
概要: 建設現場にあるショベルカーの視点で撮影された超低フレームレート動画から,ディープラーニングを用いてショベルカーが何をしているかを学習し,ショベルカーの作業日報を自動的に作成するモデルを実装しました.建設現場のドメイン知識の考慮やパラメータチューニングにより,既存のASFormerモデルよりも良い性能を得ることに成功しました.
参考: https://www.iee.jp/eiss/event/conf2025/6
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