苫小牧高専は、マレーシアのマラヤ大学との国際学術交流協定に基づき、教育・研究・学生交流の国際化を積極的に推進しています。今後も、海外大学との連携を通じて、本校学生が世界を舞台に活躍できる素地を育むことを目指しています。
その具体的な取組の一つとして、2025年12月5日に両校の教員および学生によるジョイントシンポジウムを開催しました。本シンポジウムは、研究活動や教育手法の共有を通じて、互いの理解を深めるとともに、学生の国際的な視野を広げることを目的としたものです。
当日は、学生および教職員あわせて80名を超える参加があり、大変盛況のうちに終了しました。
また、本シンポジウムの一環として、本校が推進するグローバルエンジニア育成事業を活用し、高学年生および専攻科生による英語での研究発表も実施しました。各専門系から選抜された10名の学生が、日頃取り組んでいる研究内容を英語で堂々と発表しました。慣れない英語による発表に果敢に挑戦し、最後まで自分の言葉で相手に伝えようとする学生たちの姿は、国際社会で活躍する技術者を目指す強い意志を感じさせるものでした。
なお、ショートプレゼンテーションを行った8名の学生のうち、特に優秀な発表を行った学生として、以下の2名に優秀発表賞が授与されました。
創造工学科5年(情報科学・工学系)駒木 允
創造工学科5年(情報科学・工学系)Sombanguay Saptawan
苫小牧高専では、今回のジョイントシンポジウムを契機として、マラヤ大学との連携を一層強化するとともに、教育・研究の国際化をさらに推進していきます。今後も、共同研究や学生交換などの取組を通じて、本校学生が海外の大学や研究者と協働しながら学びを深める機会を拡充していきます。
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