お知らせ

学生寮で予餞会が開催されました

2020年01月22日(水)

 1月20日(月)女子寮は17時30分,男子寮は18時から,令和元年度の予餞会が開催されました。毎年学年末近くのこの時期に,卒業を控えた5年生を送り出すために開催されています。
 校長先生・寮務主事・寮長の挨拶があり,男子寮は校歌斉唱,ミニゲームや抽選会などが行われ,最後に5年生の各学科代表者の挨拶がありました。
 女子寮では,卒業生からそれぞれ挨拶があり,その後ビンゴ大会やビデオ上映などを行い,それぞれ楽しい時を過ごしました。

モンゴル高専生の来校について

2020年01月20日(月)

 室蘭工業大学でのインターンシップのために来日している工業技術大学付属モンゴルコーセン技術カレッジ(IETモンゴル高専)5年生のジャラハイ君とバヤルムンフ君が1月15日(水)の午後に本校を訪問しました。
 電気電子系及び応用化学・生物系の学生実験をそれぞれ見学し,積極的に学生や実験担当教員に質問していました。
 また,モンゴルやマレーシアからの留学生とも言葉を交わしていました。

「とましん子供ものづくり教室」を開催しました

2020年01月14日(火)

 1月11日(土)に『とましん子供ものづくり教室』を苫小牧信用金庫本店で開催しました。本事業は平成17年に本校と苫小牧信用金庫が締結した連携協定に基づき実施しているもので,今回が14回目となります。
 今回は「顕微鏡を作ろう!」というテーマで,顕微鏡の仕組みについて簡単に説明した後,実際に顕微鏡キッドを使って作成を行いました。レンズの取り付け等に苦戦している参加者もいましたが,補助学生等の協力もあり,特段問題なく作成を終えることができました。実際に花粉等の試料を見る時に,なかなかピントが合わず,サンプルの量や配置場所を変えたりと,試行錯誤を繰り返し,一生懸命に取り組んでいる様子が伺えました。
 また,今年もロボットテクノロジー部による高専ロボコン大会出場ロボットの実演展示が行われ,目の前で動くロボットに皆さん歓声を上げていました。実演の最後には自分たちでロボットを動かすこともでき,普段なかなか体験できないロボットの操縦を楽しんでいました。

苫小牧東部地域の企業見学会を実施しました

2020年01月14日(火)

 12月2日(月)に本校2年生「創造工学Ⅱ」の授業において,苫小牧東部地域の企業見学会を実施しました。
 本見学会は苫小牧東部開発連絡協議会(北海道,苫小牧市,(株)苫東等)の主催による「苫東視察見学会」及び苫小牧市の主催による「就業チャレンジ支援事業」を組み合わせて実施され,本校教職員及び2年生約210名が参加し,それぞれの系(専門分野)ごとに分かれて以下の見学先企業に向かい,各企業から会社概要等の説明を受けたり,実際に働いている現場等を視察しました。

・機械系      いすゞエンジン製造株式会社
・電気電子系    苫東厚真発電所
・情報科学・工学系 アイシン北海道株式会社
・応用化学・生物系 DIC北日本ポリマ株式会社北海道工場
・都市・環境系   勇払下水処理センター

 学生も積極的に企業への質問を行うなど普段は得ることができない貴重な体験となり,地元企業への理解を深める大変良い機会となりました。
【企業見学の様子(アイシン北海道株式会社)】   【企業見学の様子(勇払下水処理センター】

学生寮でクリスマスバイキングが行われました

2019年12月19日(木)

 学生寮では,毎年寮生サービスの一環として,半年に一度バイキング形式の夕食を提供しています。
 今回は夏に引き続き今年2回目となるバイキングで,クリスマスが近いこともあり,クリスマス特別メニューで,12月17日(火)に男子は17時30分から,女子は18時から行われました。
 メニューにはタンドリーチキン,ポテトサンド,ミックスピザ,フライドポテト,サーモンフライ,中華ゴマ団子,マカロニグラタン,鶏の唐揚げ,稲庭風うどん,肉まん,プチシュー,ケーキ,フルーツ等々取り揃えられ,寮生達は,普段の食事とは違う雰囲気で,好きなものをそれぞれ思い思いお皿に料理を盛り付け,色々なものを食べられる楽しい時を過ごしていました。


「苫小牧高専地域連携シンポジウム2019」を開催しました

2019年12月19日(木)

 12月4日(水)に,グランドホテルニュー王子にて「苫小牧高専地域連携シンポジウム2019」を開催し,苫小牧高専協力会会員企業の方々や,COC+関係者,本校教職員・学生等,約160名が参加しました。
 本イベントは,地域・社会に向けて本校が取り組む諸活動の発表や報告等を行い,今後の教育研究活動及び産学連携活動の発展に繋げるとともに,本校と地域企業の連携強化を図ることを目的として実施しているものです。
 今年度は「オープンイノベーション」をメインテーマとして北海道ガス株式会社の稲垣氏及び北海道経済産業局の山本氏を招いて講演を実施しました。稲垣氏からは,北海道ガス株式会社が行っているオープンイノベーションの現状や今後の取り組みについてを,山本氏からは近年オープンイノベーションの必要性が高まっていることや北海道内の現状等についての講演をいただきました。
 オープンイノベーションの事例や北海道の現状・今後の取り組み内容を参考としていただくことで,地元企業(協力会企業等)の活性化のみならず,C-baseのマッチング機能をうまく活用して,まずはオープンイノベーションに近い形のものを小さい単位で実践していただくことへの「きっかけ作り」となることを期待しています。
 講演終了後,引き続きポスターセッション形式で専攻科1年生26名による研究発表が行われ,参加者からの様々な質問に対して,熱心に研究内容を説明していました。
 その後,情報交換会が行われ,企業側からは,研究発表時には聞き足りなかったことの質問等を,学生からは企業の実情について意見を交換する等,大変有意義な機会となりました。
参加企業等を対象としたアンケートでも,「オープンイノベーションに関して,まずは小さい規模からでも始めてみたい」,「専攻科1年生の研究発表が興味深かった」等のコメントが多く,おおむね好意的な評価・感想でした。
 また,今年度のロボコン北海道地区大会での本校出場ロボットの特別展示も行われ,ロボコン当日の様子を上映したことで,途中で足を止め,立ち見をしている参加者が多く見受けられました。
【会場の様子】

苫小牧高専協力会会員企業合同研究会が行われました

2019年12月13日(金)

 12月13日(金),本校の協力会会員企業合同研究会が行われました。
 当日は会員企業80社がブースを出展し,卒業後の進路選択が迫る本科4年生と専攻科1年生を中心とした220名余がスーツを着用の上,各ブースで熱心に企業のご担当のお話を聞いていました。
 学生からは,「色々な職種の話が聞けて良かった」「専門の勉強が他分野の企業にも求められていることが分かり良かった」等の感想があり,就職活動へ向けて意識が高まったようです。

有馬隆司 准教授が理論応用力学講演会・応用力学シンポジウムにおいて講演賞を受賞しました

2019年12月10日(火)

 第65回理論応用力学講演会・第22回土木学会応用力学シンポジウム(北海道大学,2019年6月28日~30日)において,総合自然科学系の有馬隆司准教授が講演賞を受賞しました。
 発表題目は「分子内部運動の緩和を伴う多原子分子・希薄気体の力学 -拡張された熱力学の展開-」で,多原子分子希薄気体における非平衡現象を記述する新しい熱力学理論の提案と波動伝播解析への応用を行ったものです。本発表は,Bologna大学のTommaso Ruggeri教授と名古屋工業大学の杉山勝教授との共同研究を基にしたものです。

令和元年度後期避難訓練を実施しました

2019年12月05日(木)

 12月3日(火)16時30分より,学生寮において,令和元年度後期の避難訓練を実施しました。
 12月から新たに寮生会執行部になった学生が,㈱日本防災技術センター苫小牧営業所の職員により寮内の緊急放送設備等について実地で説明を受け,その後,男子寮静養室で火災が発生したとの想定の下,全寮生が参加して,実際に緊急時の対応と避難誘導や点呼など,寮生たちは真剣な表情で訓練を行っていました。
 なお,今回の避難訓練は,火災発生から,初期消火,通報,避難,点呼確認まで10分程度で終了することができました。
 また,訓練終了後,寮務主事から今回の訓練について総括がなされ,改めて火災等の緊急時の対応について確認がなされました。

国際会議4th STI-Gigaku2019での受賞報告

2019年12月05日(木)

11月8日(金),9日(土)長岡技術科学大学が主催する国際会議第4回 STI-Gigaku 2019 (4th International Conference on ”Science of Technology Innovation” 2019)が長岡技術科学大学構内で開催されました。同国際会議のポスターセッションにて,本校電子・生産システム工学専攻2年の熊谷真行さん(指導教員 大橋智志准教授)が「Evaluation of muscle potential in upper limb muscles during wheelchair driving by one hand drive.」のタイトルで発表を行い,BEST POSTER AWARDを受賞しました。この研究では,これまで存在しなかった片手駆動の車椅子を搭乗者が実際に動作させた時に生じる身体への影響を評価しました。
 本研究は,2019年度「高専-長岡技科大共同研究」に採択された共同研究課題「片手駆動による直進可能な競技用車いす走行時の筋活動状態評価」を長岡技術科学大学の塩野谷明教授のグループと共同で進めており,塩谷教授のグループが測定機器の提供や測定の補助を担当し,本校の熊谷さんがデータ解析を担当しました。熊谷さんは「実験の手順の組み立て方や,評価の対象となる物理量として何に注目すべきか,また,どのような条件で動作させることが有益な情報をもたらすのかについて,導くことが難しかった」と感想を述べております。