お知らせ

オープンキャンパスを開催しました

2019年09月03日(火)

 8月31日(土)及び9月1日(日)の二日間,オープンキャンパスを開催しました。
 オープンキャンパスでは,各専門系がそれぞれの分野の特色を出したコーナーを設け,来校した皆さんに科学実験・体験をしていただいたほか,入試過去問解説,学校概要説明や,キャンパス内の施設見学ツアー等も行い,両日で1,278名の方々に来校いただきました。
 来校者からは「体験コーナーがとても楽しく,自分も研究をしてみたくなった」「在校生が親切で,説明もわかりやすくおもしろかったので楽しめた」「施設や設備が充実していてワクワクした」「社会で即戦力となれる勉強ができるところがいいなと思った」等のご意見をいただきました。
 ご来校いただいたみなさまには,改めて御礼申し上げます。

 本校では今後も,10月3日(木)の授業見学会,10月19日(土)・20日(日)の高専祭と,キャンパスを直接ご覧いただける機会を設けておりますので,ぜひお越しください。

学生海外派遣:ニュージーランドEIT研修への出発

2019年08月30日(金)

 2019年8月30日(金),苫小牧高専の学生18名が,ニュージーランド・ネーピア市にあるイースタン工科大学(EIT, Eastern Institute of Technology)での海外研修に参加するため,新千歳空港から出発しました。
学生たちは,現地のホームステイ先からイースタン工科大学に通い,研修を受けます。大学での研修の他に,現地の小学校で科学実験の海外出前授業を行う予定でいます。研修終了後,派遣学生と引率教員は9月16日(月)に新千歳空港に到着する予定です。

SECCON Beginners が開催されました

2019年08月30日(金)

 8月24日(土)に,苫小牧高専を会場として SECCON Beginners が開催されました。SECCON Beginners とは,現在人材不足が叫ばれるサイバーセキュリティ技術者の育成および技術レベルの底上げを行うべく,CTF (Capture The Flag,サイバーセキュリティの競技会)の問題で用いられるサイバーセキュリティ技術について勉強を行うものです。
 当日は道内高専から11名の学生をはじめ,全体で約40名の参加がありました。
 勉強会ではWebアプリケーション,暗号,リバースエンジニアリングに関する技術の講習を行った後,実際にCTFを参加者に経験してもらい,学んだことを早速利用して問題を解いていました。また,本校学生の情報科学・工学系3年の学生がこのCTFで2位に入賞しました。
 苫小牧高専では,今後も北海道におけるサイバーセキュリティ技術の底上げおよび高専生をはじめとした人材育成を図るべく尽力いたします。

書道部が「リレー・フォー・ライフジャパン2019とまこまい」に参加しました

2019年08月28日(水)

 「リレー・フォー・ライフ ジャパン2019とまこまい」(がん患者さんとそのご家族を支援するチャリティイベント)が8月24日(土)正午から25日(日)正午まで開催され,24日の開会式の後に書道部が書道パフォーマンスを行いました。今回のパフォーマンスでは,イベント参加者皆様の様々な思いが叶うことを願い,また,「令和」という新たな元号になってもお互いを慈しむ心を忘れずに生きてゆこう,という思いを込め,青空の下,アルテン青少年キャンプ場で「愛(令和)」,「飛~夢叶うまで何度も光る翼がどこへだって連れていく~」,「紙吹雪~創る喜び,遊ぶ楽しみ~」の3作品を力いっぱい書き上げました。
 また,25日の感謝状贈呈式に参列し,実行委員会より感謝状の贈呈を受けました。

さくらサイエンスプランでモンゴル3高専の学生が来校

2019年08月28日(水)

 8月18日から24日の日程で,モンゴル高専(IET),科技大付属高専,新モンゴル高専で学んでいる学生12名(各校から4名ずつ)と,引率の教員3名の合計15名が訪日し,本校での実験や企業見学等に取り組みました。
 本校は以前から実験や卒業研究の指導方法のサポートをモンゴル3高専に対して行っており,今後さらなる交流のため「日本・アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプラン」に申請,採択されたことで今回の訪日が実現したものです。
 8月19日午前中は,オリエンテーション,有馬総務主事補による高専制度・苫小牧高専の紹介,実習工場や情報処理施設を含むキャンパスツアーを行いました。午後からは,ロボットテクノロジー部の部室を見学し,10月27日のアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2019北海道地区大会に向けて合宿中の部員から,製作中のロボットについて説明を受けました。
 また,機械系実験体験として浅見准教授指導のもと「クラウド3D CADによる3D CAD演習」で自動車模型の設計を行ったのち,苫小牧アルテンにて歓迎会を行い,交流を深めました。
20日午前中は都市・環境系実験体験として八田教授指導のもと「管路の摩擦損失実験」で,まずは水理に関する授業を受講後,水理学実験室で実際にデータの収集を行いました。本校学生食堂での昼食後,午後からは,応用化学・生物系清水特任教授指導のもと紙パックを使用して「紙づくり」を体験しそれぞれ色紙,模様やスタンプを押し,かわいいはがきを作製しました。
 2日間の本校での実習体験により,実際に自分の手で作業したことで内容に関する理解が一層深まったようです。
 21日午前中は,日本の伝統的な建築物を見学するため北海道神宮を参拝しました。参拝の仕方を事前に勉強されていたようで,手水舎にて身を清め,「二拝二拍手一拝」にてお参りをしました。午後は,都市計画に基づく札幌の街づくりの見学をするため,最初に,大倉山展望台に行きました。
 学生達は,はじめてのリフトで歓声をあげ,展望ラウンジから真正面に伸びる大通公園をはじめ,札幌ドームや北海道大学など,市内に点在するたくさんのランドマークを一望しました。その後,バスで大通に移動し,短時間でしたが,実地で大通公園や地下街を見学しました。
 22日午前中は,ウトナイ湖野生鳥獣保護センターにて.国指定ウトナイ湖鳥獣保護区が鳥獣の良好な生息地として保全,維持され,人と野生生物との共生が図られている様子を見学した後,午後は,トヨタ自動車北海道株式会社苫小牧工場を見学しました。最新技術を使った実際の生産現場を見学したことは大いに参考になったようです。
 23日の修了報告会では,学生達は日本語で今回の研修の感想を発表し,「実験が勉強になった」「勉強を頑張りたい」「日本の高専で勉強したい」「将来立派なエンジニアになりたい」といった感想を述べていました。今回の訪日でたくさんの刺激を受けたようです。
 感想発表の後,黒川校長から学生一人一人に,修了証書が授与され,今回のプログラムは終了となりました。
 苫小牧高専では今後もモンゴル3高専と積極的な交流を進めてまいります。


北海道庁にて道内高専の取組を紹介する展示会を開催しました

2019年08月08日(木)

 8月5日(月)・6日(火)の2日間にわたり,札幌市の北海道庁1階「道民ホール」にて,道内4高専と北海道との包括連携協定に基づく事業として,道内4高専の取組を紹介する展示会を開催しました。
 会場では,昨年開催された高専ロボコン北海道地区大会の様子や道内4高専の学校紹介等のポスター展示を行いました。
 来場者からは,「高専」と「工業高校」では具体的にどう教育内容が違うのかなどの質問が多く,熱心に聞いておられる方が多数おり,高専教育を知ってもらう良いきっかけになりました。
 2日間で約200人の来場があり,盛況のうちに幕を閉じました。

【展示会の様子】

「どさんこのソナエ2019 in サッポロファクトリー」に出展しました

2019年08月01日(木)

 7月28日(日)にサッポロファクトリーにて開催されたイベント,「どさんこのソナエ2019 in サッポロファクトリー」に苫小牧高専が出展しました。
 このイベントは,2018年9月6日(木)に発生した北海道胆振東部地震による,最大震度7の被害と,日本では前例のない全域停電の経験を受け,「いつか来る『次』に,知識で備える」べく,災害対策への意識を高めることを目的として,北海道新聞社が主催したものです。
 本校のブースでは模型を使った液状化実験と,ワークショップを実施。特にワークショップでは親子連れが多く参加し,本校講師の指導のもと,ジェルキャンドルとゲルマニウムラジオの製作を行いました。製作をする子どもたちは,お父さんやお母さんに見守られながらとても真剣な様子でしたが,ジェルキャンドルの制作中,自ら砂と飾りを入れたガラスにジェルが注がれた時や,製作したラジオから音声が聞こえた時には,嬉しそうな笑顔を見せていました。
 模型での実験や防災グッズの製作という体験を通して,災害の知識やその備えに対する認識を深めていただけたと感じています。

北洋銀行ものづくりテクノフェアに出展しました

2019年07月31日(水)

 7月25日(木)に札幌市のアクセスサッポロで「北洋銀行ものづくりテクノフェア2019」が開催され,道内4高専(函館高専,苫小牧高専,釧路高専,旭川高専)として出展し,パネル展示等を行いました。
 本校からは,菊田教授(機械系)が参加し,「CAES用の高効率膨張機・IoTを活用した連携型CAES」(函館高専川合助教作成)に関するポスター等の展示を行いました。
 道内4高専の出展ブースには,道内企業の方など約100名が訪れ,各種ポスターの具体的な研究紹介や,産学連携活動状況等についての説明を行いました。
 複数の企業様から「共同研究等実施に向けて具体的な相談をしたい。」,「協力会企業に申込をしたい。」,「今後技術相談を利用したい。」などの話があり,研究シーズ及び産学連携活動のPRする良い機会になりました。

【道内4高専出展ブースの様子等】

香港THEiとタイ・カセサート大学学生が本校でインターンシップを行いました

2019年07月31日(水)

 6月3日(月)から7月30日(火)までの約2ヶ月間,香港高等教育科技學院(THEi)の学生2名とタイ・カセサート大学の学生4名が本校でインターンシップを行いました。
 両校とも学術交流協定を締結しており,学生交流の一環として,タイ・カセサート大学からは昨年度に引き続きインターンシップ学生を受け入れ,香港THEiからは初めて受け入れました。
 学生6名はインターンシップの間,学生寮に滞在し,機械系,電気電子系,情報科学・工学系,都市・環境系の計4系に配属され研究に取り組みました。
 研究以外でも,休日には札幌や函館を観光するなど,日本の文化や自然に触れたようです。
 また,すし,天ぷら,ラーメンなど日本の食事も堪能したとのことです。
最終日には,黒川校長より本インターンシップでの経験を今後の研究に生かしてもらいたい,と労をねぎらう言葉があり,修了証が手渡されました。
 本校からは,香港THEiに9月1日から10日間,4名の学生を派遣し,タイ・カセサート大学には2月から3月インターンシップ派遣する予定となっております。

女子学生対象メイクアップ講座を実施

2019年07月29日(月)

 7月9日(火)に苫小牧高専男女共同参画推進室,同窓会「樽前会」,キャリア教育センターの共催による女子学生対象「メイクアップ講座」を実施しました。
 本講座にはインターンシップを控えた本科4年の女子学生8名が参加し,株式会社ハーバー研究所よりお招きした講師から,就職活動に適したメイクについて講義と実践でご指導いただきました。参加した学生たちは,普段のメイクとは違った就職のためのメイクを学ぶということで,講師の方の話を熱心にメモに取るなど,真剣に取り組んでいました。
 また,講座終了後には懇談会形式の質問タイムを設けました。その際は,樽前会よりご提供いただいたお菓子をいただきながら和やかな雰囲気のなかで質疑応答が繰り広げられ,参加した女子学生にとっても満足度の高い講座となったようです。