お知らせ
学生海外派遣:香港Thei研修への出発
2018年09月04日(火)
2018年9月2日(日),苫小牧高専の学生5名(5年生3名,専攻科1年生2名)が,香港と広東省での海外研修に参加するため新千歳空港から出発しました。
学生たちは香港にある香港高等教育科技學院(Thei, Technological and Higher Education Institute of Hong Kong)と広東省の複数の日系企業での研修を受けます。
Theiでの研修では英語で授業を受ける他,日系企業では日頃学んでいる科学技術が実際に活用されている現場で研修を受けます。香港で学生たちは学生寮からTheiに通い,広東省では日系企業の施設に宿泊します。派遣学生と引率教員は9月11日(火)に帰国予定です。
学生海外派遣:ニュージーランドEIT研修への出発
2018年09月03日(月)
2018年8月31日(金),苫小牧高専の学生17名(3年生16名,4年生1名)が,ニュージーランド・ネーピア市にあるイースタン工科大学(EIT, Eastern Institute of Technology)での海外研修に参加するため,新千歳空港から出発しました。
学生たちは,現地のホームステイ先からイースタン工科大学に通い,研修を受けます。大学での研修の他に,現地の小学校で科学実験の海外出前授業を行う予定でいます。研修終了後,派遣学生と引率教員は9月17日(月)に新千歳空港に到着する予定です。
北海道庁にて道内高専の取組を紹介する展示会を開催しました
2018年08月21日(火)
8月16日(木)・17日(金)の2日間にわたり,札幌市の北海道庁1階「道民ホール」にて,道内4高専と北海道との包括連携協定に基づく事業として,道内4高専の取組を紹介する展示会を開催しました。
会場では,昨年開催された高専ロボコン北海道地区大会の様子や道内4高専の学校紹介等のポスター展示を行ったほか,ミニカートの試乗体験を行いました。
このミニカートは,旭川高専の学生が子供たちに電気自動車への興味を持ってもらうために制作したもので,レバーの前後動作だけで簡単に操作でき,運転感覚を養うことができます。
2日間で延べ200人を超える方の来場があり,盛況のうちに幕を閉じました。
【展示会の様子】
平成30年度公開講座を開催しました
2018年08月16日(木)
今年も7月8日から8月2日にかけて,9回の公開講座を開催いたしました。
今年も多くの方から応募をいただき,9講座に70名以上の参加となりました。
・7月8日(日)
『モデルロケットの製作と打上げ』
画用紙等で小型ロケットを作成し,グラウンドで打ち上げようという講座でした。
参加者は画用紙にクレヨンなどで思い思いの絵や文字を描きオリジナルデザインのロケットを組み立て,当日は天候にも恵まれたため,無事ロケットを飛ばすことが出来ました。
・7月21日(土)
『U-16プログラミングコンテストを題材としたプログラミング講習』
U-16プログラミングコンテスト(U-16プロコン)とは,16歳以下の小・中・高校生を対象としたプログラミングコンテストで,道内各地で開催されています。講座では初心者でも習得しやすいpythonというプログラミング言語を使って,プログラミングの基礎を勉強し,作ったプログラミングを実際に動かしてみました。
・7月28日(土)
『中学生のための化学実験講座』
『小・中学生のための「ロボット」プログラミング講座』
『小・中学生のための楽しい電気電子工作教室』
この日は,3講座が開催されました。
『中学生のための化学実験講座』は,「金属マンガンを作ろう」「自分だけのガラス玉を作ってみよう」「鉛筆の芯を銅,銀,金色に変えてみよう」「水を閉じ込める高分子」「マグネシウムと酸素の反応」の5テーマから,希望する2テーマを選んで実験をするもので,テーマごとの様々な実験やその結果を皆さん楽しんでいました。
『小・中学生のための「ロボット」プログラミング講座』は,ロボットやプログラムの基礎を学んだ後,ブロックを使ってロボットを組み立てていき,自分でロボットの動きをプログラミングして,実際にコースの中を走らせるものです。終わりには皆さん自分で作り上げたロボットを上手にコースで走らせていました。
『小・中学生のための楽しい電気電子工作教室』では,はんだごてを使って金属探知機を製作しました。参加者は慣れないはんだごての使用に少し戸惑っていましたが,先生や専攻科の先輩のサポートもあり,皆さん見事に金属探知機を作り上げました。
・7月29日(日)
『光の不思議な性質』
この講座では「左矢印が水を通して見ると右矢印に見える」「文字が書かれた紙を水にいれると文字が消える」といった不思議な現象を体験してから,なぜそんなことが起きるのかという光の性質の勉強と,その性質を利用した簡単な工作をいくつか行いました。参加者の皆さんは光による不思議な現象に驚きつつ,自分でその性質を利用した工作をすることを楽しんでいました。
・8月1日(水)
『小・中学生のための楽しいプログラミング入門講座』
先生の講義やテキストでプログラミングの基礎知識を学びながら,実際に簡単なプログラムの作成を行いました。参加者はプログラミングの難しさを感じながらも,プログラミングの奥深さと楽しさを実感していました。
・8月2日(木)
『2018夏休み工作教室「紙パックを溶かして紙すき~はがきを作ろう!」』
『2018夏休み工作教室「自分だけの万年カレンダーを作ってみよう」』
今年の夏休み工作教室はこの2つのテーマで開催されました。
『紙パックを溶かして紙すき~はがきを作ろう!』では,水でふやかした牛乳などの紙パックを使って,紙すきからはがき作りまでを行いました。皆さん色のついたはがきやイラストの入ったはがきなど,思い思いのオリジナルはがきを楽しく作っていました。
『自分だけの万年カレンダーを作ってみよう』では,皆さんのお気に入りの画像と,レーザー加工機でカットした木材を組み合わせて,ずっと使える自分だけのオリジナルカレンダーを作りました。皆さんレーザー加工機の動きに驚いた様子でした。
今回開催したどの講座も終了後のアンケートで「楽しかった」「勉強になった」「また参加したい」と大変好評をいただきました。今後も,ものづくりの楽しさを皆さんにお伝えできる講座を提供していきたいと思います。
さて,今年度の公開講座は,残すところ平成31年1月7日(月)に開催予定の『作ってみよう講座「永久機関を作ってみよう」』,『作ってみよう講座「風力発電の仕組みを学ぼう」』,『LEDで光らせるハーバリウム作り』の3講座となりました。こちらは現在も受講者を受付中(平成30年12月7日(金)まで)です。どの講座も出来上がった作品は持ち帰ることが出来ますので,冬休みの思い出作りにぜひお申込みください。講座の内容や申し込み方法等につきましてはこちらをご覧ください。
吹奏楽部が金賞を受賞しました
2018年08月07日(火)
8月4日(土)に,苫小牧市民会館で開催された,第63回日胆地区吹奏楽コンクールにおいて,本校吹奏楽部は大学小編成の部に出場し,金賞を受賞しました。演奏した曲目は,福島弘和「アトラス」で,9月1日(土)に,札幌コンサートホール「キタラ」で開催される,第63回北海道吹奏楽コンクールに出場します。
タイ・カセサート大学学生が本校でインターンシップ
2018年08月07日(火)
6月1日(金)から7月31日(火)までタイ・カセサート大学の学生アティポン君が本校でインターンシップを行いました。
道内2高専(旭川高専・本校)とタイ・カセサート大学は,平成29年度に学術交流協定を締結しており,今回,その交流の一環として初めてインターンシップを受け入れたものです。
アティポン君はインターンシップの間,学生寮に滞在し,機械系小薮准教授の指導のもと流体工学に関する研究に取り組みました。
研究以外でも積極的に本校学生と交流し,休日には本校専攻科生と富良野を訪れるなど,日本の文化や自然に触れたようです。
最終日には,黒川校長より本インターンシップでの経験を今後の研究に生かしてもらいたい,と労をねぎらう言葉があり,修了証が手渡されました。
なお,今年度は2月から3月に本校学生もカセサート大学にインターンシップ派遣する予定となっております。
体育Ⅰ特別授業:東京パラリンピック種目「ボッチャ」体験
2018年08月03日(金)
苫小牧市スポーツ都市推進課の大村さんを講師に招き,東京パラリンピック種目の1つである「ボッチャ」の体験授業を本校の1年生を対象に行いました。
ボッチャは下半身,または上肢に障がいを持たれた方がプレーされている競技で,ほとんどの学生が初めてこの競技に触れる中,大村さんの丁寧なご指導により,次第にこのスポーツの奥深さ,魅力に学生たちは引き込まれていきました。得点の獲得方法はカーリニングに似ており,ターゲットとなる白色の「ジャックボール」にいかに自分たちのボールを近付けられるかがポイントです。ただ,単純にジャックボールに自分のボールを近付ければ良いのではなく,相手ボールの侵入を防ぐボールを置いたり,ジャックボール自体を動かして複数得点を狙ったりと様々なかけ引き,作戦が生まれました。ボールを投げるテクニックもさることながら,2歩3歩先の展開を読みながらゲームを進めていく,まさに「頭脳戦」であり,白熱した展開を学生たちは大いに楽しんでいました。
大村さん,お忙しい中ご来校いただき,誠にありがとうございました。
イブニングセミナーを開催しました
2018年08月03日(金)
7月23日(月)から7月27日(金)の19時より,苫小牧駅前ふれんどビル1階「ココトマ」にて,『イブニングセミナー』を開催いたしました。
本事業は地域の方に本校の活動や教員を知ってもらうことを目的として,昨年度よりココトマラウンジにて開催しており,今年は開催時期を10月から7月に変更して実施しました。今年はそれぞれ以下のテーマで本校教員が,参加者に問題を出したり,聞くだけではなく実際に体を動かしてみたりなど様々な講演を行い,5日間で約61名の方に参加いただきました。
7/23(月):山 際 教授 「日本語の明日はどっちだ」
7/24(火):柿 並 准教授 「南極の自然と南極観測」
7/25(水):佐々木 准教授 「現代の家族をめぐる法」
7/26(木):長 澤 准教授 「宇宙は何でできているか?」
7/27(金):多 賀 講師 「頭と体を使って,Let’s脳トレ!」
【23日(月)講演の様子(山際教授)】 【24日(火)講演の様子(柿並准教授)】
【25日 (水)講演の様子(佐々木准教授)】 【26日(木)講演の様子(長澤准教授)】
【27日(金)講演の様子(多賀講師)】
「女子カフェin苫小牧高専」を実施しました
2018年08月03日(金)
平成30年7月21日(土),本校において「女子カフェin苫小牧高専」を実施しました。
このイベントは女子中学生を対象とし,科学実験・工作を行うとともに女子高専生と直接トークをすることで,高専生活や技術者教育の魅力の一端を伝えることを目的としたものです。
当日は苫小牧市内のほか,千歳市・登別市・札幌市・石狩市から19名の中学生が参加。前半の時間では女子高専生の指導のもと,ジェルキャンドル・芳香剤・アクセサリチャームの制作に挑戦し,どの参加者もセンスあふれるオリジナルのアイテムを作成していました。
また,続く後半では女子高専生とケーキを囲むティータイムを設け,どの学生も和やかな時間を過ごしていました。
参加者からは「男子ばかりで固いイメージがあったけど、先輩方はみんな優しくて、女子も安心して通える学校だと思った。」「先輩方のリアルな話が聞けて良かった。」「いつもはできない体験ができて、すごく楽しかったです。」といった感想が聞かれ,当初の目的は達成することができたのではないかと考えています。
本校では今後とも,このような中学生向けのイベントを実施していく予定です。
【ジェルキャンドルの制作に挑戦!】 【先輩高専生と女子会】
北洋銀行ものづくりテクノフェアに出展しました
2018年07月31日(火)
7月26日(木)に札幌市のアクセスサッポロで「北洋銀行ものづくりテクノフェア2018」が開催され,道内4高専(函館高専,苫小牧高専,釧路高専,旭川高専)として出展し,パネル展示等を行いました。
本校からは,大橋准教授(情報科学・工学系)と中村助教(情報科学・工学系)が参加し,「車いす走行支援技術に関する研究」と「CT画像を用いたVR技術による人体の解剖学的3次元構造学習支援アプリケーションの開発」に関するポスター等の展示を行いました。
道内4高専の出展ブースには,道内企業の方など約120名が訪れ,教員の研究シーズをPRする良い機会になりました。