苫小牧工業高等専門学校

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お知らせ
2025.06.30
お知らせ

モンゴル高専教員研修を実施しました

2025年6月23日(月)から27日(金)までの5日間、本校でモンゴル工学系高等教育支援事業(M-JEED)の一環として、モンゴルの4高専(モンゴル科学技術大学付属高専、モンゴル高専、ウムヌゴビ高専、新モンゴル高専)の物理系教員4名に対し研修を実施しました。
現在、独立行政法人国立高等専門学校機構(高専機構)は、円借款事業に基づく教育サービス提供者として、モンゴル高専の高度化や運営支援のため、日本の国立高専教員を現地に派遣する「渡蒙研修」や、モンゴル高専の教員を本邦で受入れる「訪日研修」などを通して工学系教育の指導を行っています。本事業において、日本の国立高専のうち10校を協力支援校とし、本校は2023年度より協力支援幹事校としての役割を担っています。
今回の研修は、高専機構より本校に対して、研修実施の要請があり実現したものです。研修員達は、本校の物理系の授業やフロンティア研究の見学、教員との意見交換、モンゴルからの留学生との懇談、北海道大学総合博物館やC-base、苫小牧市科学センターなどを見学し、無事に一週間の研修を終えました。
研修では、活発な質疑応答がなされ、物理系科目の教育に関する知識を習得し、自校に持ち帰り今後の教育活動に活かしたいという強い意気込みを感じることができました。また、「授業の進め方や資料の作り方、学生に理解させるための工夫についてとても参考になった。自校でも活かしていきたい。」「日本の高専の設備やシステムについて知ることが出来て、とても参考になった。」などの言葉もありました。