１２月５日（火）に、グランドホテルニュー王子にて「苫小牧高専地域連携シンポジウム２０２３」並びに交流会を開催しました。
　本イベントは、地域・社会に向けて本校が取り組む諸活動の発表や報告等を行い、今後の教育研究活動及び産学連携活動の発展に繋げるとともに、本校と地域企業の連携強化を図ることを目的として例年実施しているものです。
　今年度は株式会社　KOKUSAI　ELECTRIC　システム開発本部　佐々木　隆史　氏を招いて「半導体ビジネスの一翼を担うミクロとマクロの連携」をテーマに講演いただきました。
　講演終了後、本校創造工学科機械系　金子特命准教授より、令和５年度教育研究改革推進プロジェクトに係る報告として、特に「学生フォーミュラ大会参加へ向けた機運醸成に関する活動」をテーマに成果発表を行いました。
　引き続き、ポスターセッション形式で専攻科１年次学生３３名による研究発表を行い、参加者からの様々な質問に対して、熱心に研究内容を説明していました。
　本シンポジウムに参加いただいた方からは「佐々木さんの講演では製造装置開発の難しさを分かりやすく説明していただけて良かった」、「初めて聞く内容で新鮮だった」、「教員成果発表の内容は立ち上がったばかりの活動だが、大会への出場など今後に期待したい」、「専攻科研究発表は、直接学生から説明を受けられるスタイルで良かった」、「プレゼンが分かりやすく素晴らしかった」といったご好評をいただきました。
　またシンポジウム後には、新型コロナウィルスの影響で、平成31年度以来開催していなかった交流会が４年ぶりに開催されました。交流会では苫小牧市テクノセンターの鈴木館長をはじめ多くの協力会会員の方に出席いただき、本校教職員と協力会とが親睦を深める場となりました。
本シンポジウム及び交流会には、本校教職員・学生と協力会企業から約１５０名のご参加をいただき、本校と協力会・地域との連携を再確認する一日となりました。
 
 

【会場の様子】