苫小牧工業高等専門学校

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2026.10.30
お知らせ 学生・教員の活躍

食品機能成分の有効活用を目指す研究が浦上食品・食文化振興財団の研究助成に採択されました

本校創造工学科の甲野裕之教授が提案した研究課題「食品機能成分の利用効率向上を実現する刺激応答性ピッカリングエマルションの開発」が、公益財団法人浦上食品・食文化振興財団の2026年度研究助成事業に採択され、研究助成金500万円が贈呈されました。

本助成事業には、全国の大学や研究機関などから216件の応募があり、30件が採択されました(採択率約13.9%)。
10月24日(土)には、ホテルニューオータニ(東京都)において研究助成贈呈式が開催されました。甲野教授は海外出張のため出席できませんでしたが、本研究の共同研究者である福島大学食農学類の尾形慎教授が代理で出席し、贈呈を受けました。
今回採択された研究では、環状オリゴ糖であるシクロデキストリンと水溶性多糖を組み合わせた「ピッカリングエマルション」と呼ばれる乳化技術を活用し、食品機能成分の利用効率を高める新しい材料の開発を目指します。

ピッカリングエマルションは、微細な粒子などを利用して油と水の混合状態を安定化させる技術です。本研究では、これまでに培ってきた糖質材料の構造・機能制御技術を基盤として、外部刺激に応じて食品機能成分の保持や放出を制御できる新しい乳化システムの開発に取り組みます。これにより、機能性食品の高機能化や食品成分の有効活用など、食品産業への幅広い応用が期待されます。

本校では、今後も学生とともに国内外の大学や研究機関との連携を通じて特色ある先端研究を推進し、その成果を教育活動や産学連携に活かし、地域社会や産業界の発展に貢献してまいります。

【研究助成の概要】
・研究課題:食品機能成分の利用効率向上を実現する刺激応答性ピッカリングエマルションの開発
・研究代表者:創造工学科 教授 甲野 裕之
・共同研究者:福島大学食農学類 教授 尾形 慎
・助成機関:公益財団法人浦上食品・食文化振興財団
・研究期間:2026年10月~2028年3月

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【関連リンク】
・浦上食品・食文化振興財団2026年度研究助成実績
https://www.urakamizaidan.or.jp/research/klist_2026.html